肩こりを感じる筋肉たち。その1：2020年10月3日｜イマニティプラス(IMMUNITY+)のブログ

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投稿日：2020-10-03 00:24:19.0

肩こりを感じる筋肉たち。その1: こんにちは！

カラッとして過ごしやすい気候ですね。

朝のジョギングも汗をかかなくなってきました。

寒くなってくると肩こりがひどくなってくる傾向があります。

肩こりと言っても人それぞれ感じる部分が違います。

しかし圧倒的にこりを訴えられる箇所が多いのは肩甲骨の内側のラインです。

大体の人がこの辺が辛いですとそこを触ってくれます。

一体そこには何があるんでしょうか。

まず解剖学で見ていくと肩甲骨を動かす筋肉は僧帽筋、前鋸筋、菱形筋、小胸筋、肩甲拳筋です。

筋肉というのは収縮することしか出来ません。

自ら伸ばす事は出来ない事しってましたか？

伸びてるときは反対側の筋肉が収縮してます。

筋肉は常に引っ張りあいをしてるわけです。

このバランスが崩れてくると肩こりといった不調が出てきます。

ということでこの肩甲骨の内側の痛みや凝りを感じている部分には菱形筋いう肉があります。

これがどうなってるのかというと引っ張りあいに負けて引き伸ばされてる状態です。

引き伸ばされてると血管や神経などが圧迫され血行不良を起こし不純物などが溜まってきて痛みを感じるようになります。

これがかなり多いケースです。

そしたらこの菱形筋は誰に引っ張られているのかというと前鋸筋という筋肉です。

この前鋸筋は肩を前に引っ張りますが菱形筋は後ろに引っ張ります。

しかし前鋸筋の方が大きい筋肉ですし普段の生活は基本的にパソコン作業など腕を前に出している動作です。

この時、前鋸筋は収縮し菱形筋は引き伸ばされてる状態。

この状態を１日中続けている結果が肩こりが完成です。

いつも私はマッサージしながら肩甲骨を動かしてどの方向に動かないか調べてどこの筋肉が問題か見極めていきます。

肩こりが本当に辛いという大抵の人は肩甲骨が前に引っ張られた状態で動かないです。

この場合結局は肩を揉んでも根本的な改善には繋がらないということです。

伸ばされて固まった筋肉をマッサージしてあげるのは大切ですが収縮して縮んだ筋肉をゆるめてあげないといつまでも引っ張られている訳ですからすぐまた硬くなってきます。

なので前でロックしてしまった肩甲骨の人には効果的な自分で出来る前鋸筋リリースを教えています。

これを行うことでマッサージの効果も長く続きます。