あなたはなぜ「痛い」と感じるのか？：2019年12月21日｜カーム(Calm)のブログ

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投稿日：2019-12-21 15:44:50.0

あなたはなぜ「痛い」と感じるのか？: 「なぜか分からないけど、何か重りをしょっているように肩が重だるくて痛い」
「立ち上がろうとする瞬間、腰が痛い」

と、痛みでお悩みのあなた。

そもそも、なぜ痛みを感じるのでしょうか？

あなたは知っていますか？

それは痛みを感じとるスイッチ（レセプター）が組織に埋め込まれているからです。

「どこにあるの？筋肉？？？」と言う声が聞こえてきそうですが、

答えは、【体の至る所】にあります。

筋肉だけではないのです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そもそも、痛みというのは、

刺激が体にかかる→痛みのレセプターで感じる→神経→脳→「痛い！」

という経路で、痛みを感じ、認識します。

そして、この痛みのレセプター（受容器）は大きく分けて、２種類、

特異的侵害受容器
非特異的侵害受容器（ポリモーダル受容器）

の２つなのですが、

特異的侵害受容器は、特定の刺激に対してのみ、感知して痛みに変換する役割の受容器であり、

非特異的侵害受容器（ポリモーダル受容器）は、何でもかんでも、痛みに変換してしまう受容器になります。

そして、痛みの刺激自体が種類が様々な種類があり、きっとあなたも「そんなのも痛みになるの？」という思うものもあるのではないかと思います。

例えば、
物理的な刺激（転んだ、ぶつけた）
炎症
循環不良（うっ血、浮腫）
電気的（光、熱）
食べ物（辛い）
心理的
などなど、挙げればきりがない程あります。

ですので、まず施術するにあたり、体にどんな刺激が入ってしまって、痛みを引き起こしているのかを把握する必要があります。

これをしないで、「じゃあ、もみましょう。」では治らないのは当然です。

そして、もっと言うなれば、この刺激が、普段の生活の中で生じてしまっているのであれば、

生活習慣まで遡って介入していかなければ、

帰って、生活しているうちにまた痛みを出してしまって…の繰り返しです。

その場で、いくら良い施術をしても結局同じ事の繰り返しで、無駄になってしまいます。

だからこそ、初回時の問診で時間をたっぷり確保して、しつこいくらい、飽きるくらいお話を聞かせてもらっています。

正直、嫌な雰囲気を出される患者さんもいらっしゃいました。

でも私は負けません！（笑）

なぜなら根本改善に必要だからです！