【ひざ】変形性ひざ関節症の治療　～手術編～：2021年12月16日｜カーム(Calm)のブログ

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投稿日：2021-12-16 13:00:56.0

【ひざ】変形性ひざ関節症の治療　～手術編～: 変形性ひざ関節症について、日本整形外科学会さんの情報を引用させていただき、私なりの試験を付け加えて解説させてもらっています。

～以下、引用文です～
●治療
症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬を使ったり、膝関節内にヒアルロン酸の注射などをします。また大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などの運動器リハビリテーションを行ったり、膝を温めたりする物理療法を行います。足底板や膝装具を作成することもあります。

このような治療でも治らない場合は手術治療も検討します。これには関節鏡（内視鏡）手術、高位脛骨骨切り術（骨を切って変形を矯正する）、人工膝関節置換術などがあります。

～以下、私見です～

治療の項目は時間がかかりますね。

今日は手術の部分の文章についてお話しようと思います。

まず様々な種類の手術名が書かれていますが、基本的には症状の状態や病態、進行度合によって選択されるのですが

私の中で手術を選択する上でのポイントとしては、

・どういったメリットがあってどういったデメリットがあるのか？

を理解することだと思います。

というのも、

純粋にデメリットを上回るだけのメリットがあれば実施すれば良いのですが、
このデメリットを考慮せずに、手術してしまい、結果余計に痛くなったり、別の部分に痛みが出てきたりといった方もいらっしゃるので、注意していただければと思います。

●関節鏡（内視鏡）手術
変形性ひざ関節症の場合の内視鏡の手術は、
関節内で磨耗してボサボサにすり切れた半月板や軟骨のささくれなどを取り除いたり、分厚くなった滑膜を除去したりする手術で、関節内を綺麗にすることを目的とした手術です。
変形自体が軽度であり、炎症による痛みがメインの方に行うと効果があります。
また傷も小さいため術後早期に曲げ伸ばしや体重をかけることが可能になるため、不動による後遺症が少なかったり、手術自体による炎症もすぐに回復しやすかったりはします。

注意点としては、
いくらリスクが少ないといっても関節の中に器具を入れて組織を切ったり取り除いたり、操作はしているので、それらの組織が落ち着くまで１～２週間前後は配慮しながら動かしていくことが大切です。