【フェイシャル】物理で考える♪冬のマスク荒れの謎１：2021年11月25日｜ビューティーデイバイオーキッド(BEAUTY DAY by ORCHID)のブログ

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ビューティー

投稿日：2021-11-25 09:34:22.0

【フェイシャル】物理で考える♪冬のマスク荒れの謎１: こんにちは、オーキッドの山本です！

当サロンでは「肌分析」を行っていますが、ここ数週間で頬や顎が荒れる方が増えました。

原因は、やはり　「マスクによる肌荒れ」　です。

「マスクによる肌荒れ」と聞くと、
　マスク着用　→　マスクが肌を擦る　→　肌荒れ　
というプロセスを連想する方が殆どだと思います。

しかし、ここで疑問を抱く方が多いはずです。

“マスクは去年からずっと付けている…擦れが原因なら夏も荒れるはず”　と。

まさにその通りです。
最近になって荒れた場合、原因を単純な「マスクの擦れ」と結論づけることは論理的とは言えません。

原因の考察を間違えると、対策も間違えることになります。肌荒れの原因が「マスクの擦れ」ではないのに、マスク擦れの対策を取っても肌荒れが治るわけがありません。

結論から申しますと、冬にマスク荒れが発生した方の殆どが、

マスク着用　→　マスクを外す　→　急峻な湿度差による角質の剥離　→　肌荒れ　

と考えられます（もちろん全員ではありません）。

マスクの中の「湿度」は、夏も冬も自身の呼気によって蒸れています。
そして、マスクの中の「温度」は、外気の影響を受けるため、夏は高く、冬は低いです。

さて、飽和水蒸気量という言葉を、中学の理科の授業で耳にしたことがあるかと思います。

飽和水蒸気量とは、「空気が最大限蒸発させられる水蒸気の量」です。

気温が高いと沢山の水を蒸発させることができます。
気温が低いと蒸発させられる水の量が少ないのです。

マスクの中は呼気によって、夏も冬も一定量の水蒸気が供給されます。

マスク内の空気の温度が高いと、呼気に含まれる水分が蒸発し、空気中に取り込まれます。
しかし、マスク内の空気の温度が低いと、呼気に含まれる水分が蒸発しきらず、水滴のまま皮膚に付きます。

つまり、皮膚やマスクが“結露”のように濡れてしまいます。

皮膚がずっと濡れ続けた状態になると、肌がふやけます。
では、なぜふやけることがダメなのでしょう。。

加湿器を強にしてマスクの中に仕込んでいるようなものでしょ？なんか良さそうじゃん！
って感じますよね。

しかし、これが、肌にとっては、けっこうな地獄だったりします。
次のブログで、詳細をお伝えしますね！

ご覧いただき、ありがとうございます☆

やまもと