インドアーユルヴェーダ施設滞在記：治療編（２）：2022年11月18日｜サント(santo)のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-11-18 09:40:39.0

インドアーユルヴェーダ施設滞在記：治療編（２）: こんにちは。京都アーユルヴェーダサロンsantoのセラピスト木下です。ブログをご覧いただきありがとうございます。

前回ご紹介した６つのトリートメント、私も初めて聞く名前もありました。
それぞれの治療法について日本との違いも含めて詳細をお伝えできればと思います。

・アビヤンガ（油剤法）：デトックス、ヴァータ鎮静、滋養
・ハーブスチーム（発汗法）：デトックス、ヴァータ鎮静
・サルバンガダーラ（発汗法）：デトックス
・マットラバスティ（浄化療法中心措置）：デトックス、ヴァータ鎮静、滋養
・パトラピンダスヴェダ（発汗法）：デトックス
・ネトラバスティ（油剤法）：目の浄化と滋養

これが基本的な目的だったと認識しています。

（１）アビヤンガ

オイルマッサージです。「SNEHAN（油剤法）」の分類に入ります。
アビヤンガも全身、足、頭の３種類に分けられていて、私は全身でした。
その他、Pizzicchilというオイルを全身にバシャーっと流しかけるものや、Udvartanというハーブの粉をオイルに混ぜてスクラブみたいなオイルマッサージする油剤法もあります。

私のアビヤンガに使われていたオイルが独特な香りで、何だ？と思っていたのですが、偶然買って帰ってきた「Pain Calmオイル」が全く同じ香りで、「これだった！」と分かりました。
（サロンでご用意してます。首・肩・腰などギシギシ痛みの出るところに塗らせて頂きますね☆）

オイルの温度はちょっと熱めで、最初は「熱っ」と思うのですが、伸ばして馴染ませると丁度いいくらいです。
セラピストさん２人が左右同時にマッサージしてくれます。30分くらいで全身終わります。
何度も同じところを行ったり来たりするストロークが多く、なかなかスピーディーな動きです。圧も強めでゴシゴシです。
日本のアーユルヴェーダサロンではエステやリラクのマッサージ手技が盛り込まれていることが多いので、伝統的な"ひたすら擦り込む"アビヤンガは逆に新鮮でした。

ちなみに、このような治療施設では、日本のサロンでは当たり前の「ガウンを着る」とか「タオルを掛ける」なんてことはありません。白の透け透けペーパーショーツ１枚でベッドに寝て、必要とあらばそのショーツもベロンとめくられてしっかりお尻までオイルを塗ってくれます。笑

次回に続く。