インドアーユルヴェーダ施設滞在記：治療編（１）：2022年11月8日｜サント(santo)のブログ

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投稿日：2022-11-08 09:17:56.0

インドアーユルヴェーダ施設滞在記：治療編（１）: こんにちは。京都アーユルヴェーダサロンsantoのセラピスト木下です。ブログをご覧いただきありがとうございます。

電話と対面の２回のドクターの診察を経て、私に処方された治療についてご紹介したいと思います。

今回の私の主訴は以下の３つ。
・子宮繊筋症、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、排卵痛
・胸のしこりと張りによる痛み
・視力低下、老眼

ドクターによるとこれらの不調の原因は
・アーマ（毒素）の蓄積
・ヴァータ（下腹部中心）の増悪

なので、治療方針は
・デトックス（アーマの除去）
・ヴァータの鎮静（主に下腹部の）
・目の浄化と滋養（アンチエイジング）
となりました。

この方針に沿って処方された治療は次の６種でした。
・アビヤンガ（薬草オイルマッサージ）
・ハーブスチーム（薬草スチームサウナ）
・サルバンガダーラ（薬草煎じ液を全身に掛け流し続ける）
・マットラ(スネーハ)バスティ（薬用オイル浣腸）
・パトラピンダスヴェダ（ハーブボールマッサージ）
・ネトラバスティ（薬用ギーを目に浸す）

それぞれの処置の分類と目的/効果は、
・アビヤンガ（油剤法）：デトックス、ヴァータ鎮静、滋養
・ハーブスチーム（発汗法）：デトックス、ヴァータ鎮静
・サルバンガダーラ（発汗法）：デトックス
・マットラバスティ（浄化療法中心措置）：デトックス、ヴァータ鎮静、滋養
・パトラピンダスヴェダ（発汗法）：デトックス
・ネトラバスティ（油剤法）：目の浄化と滋養

【デトックスの流れ】
1. アビヤンガで毒素を浮かせて流して、スチームで排出経路を広げて、デトックスしやすい状態にして、毒素を徐々に腸へ集めていく。（×２回）
2. サルバンガダーラで温めながらデトックス薬剤を皮膚から大量に浸透させて更に排出を促す。（×３回）
3. 腸管に集まった毒素をマットラバスティで浮かせて排出させる。（×３回）
4. ピンダスヴェダで仕上げの発汗

【ヴァータ鎮静の流れ】
1. アビヤンガで皮膚からオイルを浸透させて油質化。（×２回）
2. スチームで温め。（×２回）
3. マットラバスティで腸管からオイルを吸収させてダイレクトに体内を油質化。（×３回）

【目の浄化と滋養】
毎日ひたすらネトラバスティ（×５回）

というのが全体像です。

次回、それぞれの施術詳細をご紹介しますね！