『痛み』ってなあに２　　機能障害による痛み：2022年3月11日｜ほぐしや四谷三丁目店のブログ

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投稿日：2022-03-11 11:30:23.0

　『痛み』ってなあに２　　機能障害による痛み: 　機能障害による痛み

この痛みは、筋肉や関節が本来持っている機能が低下する場合に出る痛みです。

我々施術者が扱う違和感、痛みはこの分野になります。

本来持っている機能とは、概ね次の二つです。

１．筋力の低下

２．柔軟性の欠如

この状態になると、悪循環となり痛みが発生することになります。

この痛みは「日にち薬」では改善しません。

何らかの機能訓練、対処が必要となるのです。

１．筋力の低下

たとえば大腿骨折した場合、骨癒合が始まるまでは体重をかけると当然ズキッと痛みが走ります。

脚に全体体重をかけることができるのは、だいたい骨折部を固定して３週間目からですが、３週間も体重をかけていなければ膝関節をささえる大腿の筋肉が弱くなり、その結果骨折部ではなく膝が痛いということになります。

痛いので「かばい」が生じ体重をかけないようにすると、筋力が回復しません。どんどん弱っていきます。

これが筋力低下の悪循環です。

かばえばかばうほど弱くなり、弱くなればなるほど、痛くなります。　　筋トレが必要です。

２．柔軟性の欠如

痛いところには、力が入ります。つまり「防御収縮」です。痛いところを安静にするため脳から周囲の筋肉に

緊張するよう命令を出します。これが防御収縮です。簡単にいうと「かばう」ということです。

これは動物に備わっている本能だと思います。

たとえば腰痛の場合は腰椎に軽い捻挫が起こる　→　かばって背筋に力が入る　→　腰がこじられ痛くなる　→　もっと背筋に力が入るまた痛みが増す

このように加速度的にひどくなります。

肩甲骨を支える筋肉の過緊張である肩こりもまた同様です。凝っているというのは、筋肉が緊張したままになっている

ことです。これらの不必要な緊張を止める作業が、　　ストレッチです。

この「筋トレ」、「ストレッチ」所謂リハビリですが、筋トレはやる気と根気があれば簡単にできますが、ストレッチは力を抜くことなので、なかなか難しいと思いますが、これらの自助努力の間に生じる違和感を少しでも軽減するのも、我々施術家の役目だと思います。

ぜひ「ほぐしや」でリラクゼーションも兼ねた施術で、快適な日常をお過ごしください。