「ハーブの女王」よもぎ：2024年4月27日｜エクラム(EKLAM)のブログ

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投稿日：2024-04-27 17:39:53.0

「ハーブの女王」よもぎ: こんばんは、EKLAMです(^-^)
※以下、Instagram転写

　木曜日は新規メニューを予定している"ハーブボール"、その素材として使用するヨモギを、うぐいすが囀る高原地の我が家近辺で採取しました。サロンを利用いただいている方はご存じですが、我が家では日本蜜蜂を飼っていて、その行動範囲は1～2kmと言われています。西洋ミツバチと違い、農薬が散布されている場所では生きていけません。なので、安心してよもぎを採取しています。

　一般的には、よもぎ餅として馴染みがありますが、漢方の世界では『万能薬』として知られています。生薬名は艾葉(ガイヨウ)と言い民間療法では、古来より葉を食用、薬用、美容、灸など色々な方法で使います。

　薬膳では、胡麻和え、炒め物、天ぷら、餅、ヨモギ飯、煎服などで使いますが、『温経止血(おんけいしけつ)』という働きがあり、《生理時の出血、血便、痔、腹痛、生理痛》に良い作用があります。

《ヨモギの主成分》
クロロフィル
クロロフィルの主な効能として、『がん細胞の発生を防ぐ』、『老廃物を外に出す』、『貧血の予防』、『抗コレステロール』などがあります。

その他の成分として…
カリウム、ビタミンK、βカロテン、葉酸、ナイアシン、ビタミンB2、 B6、Cも含まれます。

【薬膳の応用】
★肩こり、疲労回復、冷え性、腰痛
ヨモギを木綿袋に入れて煮出し、お風呂に入れる。

★高血圧、神経痛、胃腸虚弱
新鮮な若い茎葉を絞って青汁を作り、砂糖を加えて飲む。

★あせも、皮膚湿疹
　乾燥葉10gを1日量として、600mlの水で約半量になるまで煎じた後、布に染み込ませて冷湿布する。

★歯痛や喉の痛み
　上記の煎じた液で、うがいする。

★切り傷、虫刺されと痒み止め
　生の葉を揉んで、その汁を患部に塗る。

採取したよもぎは天日干しにして、乾燥させます。

昔、農業をしていた祖母も畑仕事で、うっかりカマで手を切ってしまった時には、ヨモギの葉を揉んで止血に使っていたのかなぁ～と、思いを馳せながら…。

まだ、まだ素材集めは続きます(^^♪