適度な皮脂の分泌には皮膚温が重要だった！？：2021年10月30日｜椿楽堂新宿店のブログ

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投稿日：2021-10-30 14:42:27.0

適度な皮脂の分泌には皮膚温が重要だった！？: 皮脂は脂ですから温度が高いほうがスムースに分泌され、温度が低ければ固まってしまいます。
夏になると皮脂の分泌が多くなり、冬になると少なくなってしまうのも、こうした脂の特性が少なからず影響しているからです。

事実、皮膚温が4℃上がると、皮脂量は2倍になるといわれています。

また、皮膚の温度とバリア機能は密接な関係があり、皮膚温が28℃を下回ると、
バリア機能の回復力が低下。
皮膚温が下がってしまうと、血行が悪くなり、肌細胞の活動そのものが低下してしまうのがその理由でしょう。
そのため、強固な肌のバリア機能を維持しようと思ったら皮膚温を33℃前後に保つ必要があります。
皮膚温は外気温の影響を受けるので、真夏であっても冷房がガンガン効いている部屋にいるようなら当然、皮膚温は下がって、肌冷えを起こしている状態。

肌の乾燥を防ぎ、適度な皮脂の分泌を維持するためには肌の“保温”も重要です。

皮脂温を上げるには何をしたらいい！？
・シャワーで済ませず、湯船に浸かる。
・身体を冷やす食べ物は避ける。
・温性の食品を積極的に食べる。
・タバコは止める。
運動する。
・規則正しい睡眠を心がける。
・リンパマッサージをして血行を促進する。

冷え症対策とほとんど一緒ですね。
体を温めて血行を促進することが結果的に皮膚温を高めます。
平熱がある体温と比べて気温や環境の変化の影響を受けてしまうのが皮膚温の特徴。

厳密にいえば、皮膚温を高めるというよりは皮膚の温度調節機能を鍛えるというのが正しい。
皮膚には毛細血管が張り巡らされており、その血流量によって皮膚温は変化。
日頃から適度に温めたり、冷やしたりと血液調整機能に刺激を与えておくと
気温の変化にも柔軟に対応できます。

温度調節機能を鍛える方法
お風呂に入ったときに冷たいシャワーと熱いシャワーを交互に浴びる運動するといったことが血管の収縮を促す効果があります

皮膚温を上げて皮脂の分泌を促すマッサージ
血行を促進する手っ取り早い方法にはお風呂に入ったり、運動するほか、
リンパマッサージをするということもあります。
リンパマッサージをすることで老廃物が流れてたり、血流がよくなれば皮脂も増えます。
顔周りのリンパを流し、血流をよくすることも効果的ですよ(^_-)-☆