その不調、本当に交感神経が原因？副交感神経の真実：2023年8月25日｜リセラ(RESERA)のブログ

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投稿日：2023-08-25 11:21:57.0

その不調、本当に交感神経が原因？副交感神経の真実: こんにちは、RESERAの川崎です。

[ 交感神経を鎮めて、副交感神経を優位にしましょう！ ]

これはリラクゼーション業界ではよくいわれることですが、皆様は[ 交感神経 ]と[ 副交感神経 ]についてはご存知でしょうか？

これらは[ 自律神経 ]という、身体にとってのアクセルとブレーキ的な役割を果たすものです。
交感神経は闘争と逃走の神経とも言われ、身体のエンジンをかけるものです。

対して副交感神経は、食事、排泄、睡眠など回復や休息モードに切り替えます。
自律神経は交感神経優位ばかり問題にされがちですが、副交感神経を優位にしておけば良いのでしょうか？

今回はちょっと違った視点から副交感神経のお話をしたいと思います。

◆副交感神経優位の不調

結論から言うと、副交感神経が働き過ぎてもやはり不調に陥ります。

具体的には以下のような症状が出てきます。

・だるい、眠い、無気力、頭痛、血圧/脈拍の低下、集中力/注意力散漫、食欲が満たされない

交感神経優位の不調が[ 頑張り過ぎ系 ]だとしたら、副交感神経優位の不調は[ 無気力系 ]という感じです。

では、次は副交感神経がどのような要因で優位になってしまうのかを見てみましょう。
◆副交感神経を優位にしてしまう要因

・生活リズム
　夜型生活(早寝早起きできない)

・食
　甘いもの/脂っこいもの/炭酸/お酒の過多、満腹状態、アレルゲン

・運動
　運動、日光浴不足

・心
　肉体/精神的ストレス

・育ち
　過保護、肥満

・環境
　農薬、建築材(接着剤)、排気ガス(暖房、車)、空気中の微細粒子(埃、PM2.5、生物の死骸など)、放射線、塩素(水道、プール)、低気圧、雨天、多湿

・その他
　ニコチン、薬品(化粧品、洗剤、金属、食品添加物)、心身の緊張状態から解放された後、夜間/就寝前、着過ぎ/暖め過ぎ
自律神経は副交感神経だけ優位にしておけば良いというようなものではなく、結局はバランスが大切です。

自律神経のバランス改善には、まず今の生活習慣を一つ一つ丁寧に振り返る必要があります。

そして、それらを最適なものにするべく実践し、習慣化していくというのが最善にして唯一の方法です。

生活習慣の改善は口で言うほど簡単ではありませんが、まずは出来そうなところから一つでもいいので取り組んでみましょう！