たえて桜のなかりせば。：2022年4月5日｜サンボディケアのブログ

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投稿日：2022-04-05 17:40:07.0

たえて桜のなかりせば。: 皆様こんにちは。火曜日の小沢です。

この数日のまた寒かったこと。
一度暖かくなってるので寒さが応えます。
でもお陰で桜が長持ちしそうですね。
散り始めてはいますが今週末ぐらいまで楽しめそうです。

『世の中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし』

とても有名な春の和歌だそうですが、僕は最近知りました。
この春に公開されている映画のタイトルにもなっているそうです。

意味は「この世にもし全く桜がなかったら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう」とのこと。
やっぱり「桜がいつ咲く？」「いつ満開？」「いつ散る？」が気になるし、それに合わせて「花見を計画しなきゃ」と、昔からこの時期にざわざわ、ソワソワしていたんですねぇ。

で、出典は、、、『古今和歌集』！？
古いとは思ってましたが、平安時代！！！
いやはや1000年以上も前から、毎年春にこんな騒ぎを日本人は繰り返していたんですね。
開花宣言、桜前線など1種類の花が咲くのに国をあげてシステム化するわけです。
これは「花見禁止」なんて、理性は許しても日本人のDNAが許さないですね！
ということで今年最後のお花見も感染対策をしっかりして楽しみましょう。

もうひとネタ。
先週は卒業ソングでしたが今週は「桜ソング」です。
桜の歌は本当にたくさんあるのですが、個人的NO１桜ソングといえば・・・
松任谷由美さんの『経る時（ふるとき）』です。
ユーミン絶頂期1983年のアルバム『REINCARNATION』の中の1曲。
水路沿いの桜並木が一斉に水面に散っていくのを「薄紅の砂時計」とたとえ、花びらが「降る」ように散るのと砂時計の砂が落ちて時間が「経る」のを掛けて、人生や終わる恋に重ねるという・・・説明しちゃうと無粋なんですが、絵画的な歌詞と切ないメロディで泣ける曲です。
サブスクでも聴けるので聴いたことのない方は是非聴いてみてください。

と謎の真面目レビューを書いたところで
また来週です。

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