妊娠中の静脈瘤：2022年4月26日｜ミレーヌ(MYLENE)のブログ

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投稿日：2022-04-26 15:55:14.0

妊娠中の静脈瘤: 「静脈瘤」は、男性よりも女性で発生する傾向が高く、
特に、長時間立っていることが多い方や肥満、加齢も
静脈瘤が起こりやすい原因の一つです。

そして、妊娠中に起こりやすい症状のひとつでもあり、
妊娠中に初めて発生する場合があります。

お腹が大きくなり、下大静脈や骨盤内の静脈が
子宮に圧迫されると、静脈瘤ができやすく、
足のつりやむくみ、また、静脈内に血の塊ができる
深部静脈血栓症になることもあります。

下大静脈は、子宮の後ろにある太い血管で、
左右の足を流れた血液が心臓に戻るときに必要な静脈です。

静脈には、逆流を防ぐために静脈弁がありますが、
妊娠中は女性ホルモンの作用や血液量の増加などで
静脈弁が適切に機能しなくなり、血液が逆流して
溜まりやすくなります。

妊娠中に静脈瘤を経験する方は1～2割ほどで、
静脈瘤に気づくのは「膝の裏」や「足の付け根」などです。
しかし、外陰部や膣、肛門付近にできることもあり、
分娩のときに出血する可能性があります。
また、血管が赤紫や青く浮き上がったり、
くねくねと蛇行したり、毛細血管がくもの巣のように
見えることもあるので心配になりますよね。。

この妊娠による静脈瘤は、出産を終えると
ほとんど目立たなくなりますが、
症状を重くしないことが大切です！

そのためにも、立ち仕事を少なくし、
寝るときはクッションなどで足を心臓よりも高くするなど
血液が心臓に戻りやすい状態をつくりましょう！

また、静脈瘤を改善し、予防するには
『弾性ストッキング』や『着圧ソックス』などを履いて
血液の戻りをよくする方法も効果的です！◯

弾性ストッキングや着圧ソックスは市販のものだけでなく、
医療用もあるので医師に相談すると良いと思います◯

静脈瘤は、便秘気味で息むことが多い方や、
肥満の方に多いという指摘もあります。

また、運動不足で下半身の筋力が弱くなると
血液の戻りが悪くなるので、お腹が張らない程度に歩いたり
軽い運動を心掛けてください＾＾

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