妊娠中の寝汗対策◯：2024年7月17日｜ミレーヌ(MYLENE)のブログ

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投稿日：2024-07-17 17:29:42.0

妊娠中の寝汗対策◯: ヒトは、寝ている間にコップ1杯程度の汗をかくといわれています。

「汗をかく」のは体温調節のための生理的な反応です。
しかし、妊娠中に大量の寝汗をかくと
睡眠の質が低下したり、体が冷えたりしてしまいます。

その体の冷えを防ぐためにも、寝汗の対策をいくつか紹介します◇

◯入浴

寝る前に熱いお風呂に入って体が温まり過ぎていると、
体温を下げようと大量の汗をかく原因になります。
寝汗でお悩みの方は、寝る前には
ぬるいくらいの湯船につかるようにしましょう。
また、寝る直前に入浴すると、汗をかきやすくなるので
入浴後は少しゆっくりして熱を冷ましてから寝るようにしてみてください＊

◯タオル

汗をかいたまま放っておくと体が冷えてしまうので
枕元にタオルを置いてこまめに汗をふいたり、
シーツの上にタオルを敷いて寝ると
寝汗を吸収してくれるのでいいかと思います＊

◯パジャマ

綿やシルクのパジャマは、汗を吸収しやすいといわれています◎
また、冬はフリース生地や着込みすぎてしまうと
熱がこもってしまい、寝汗の原因になりますので
妊娠中は体を温めることも大切ですが、その点は注意が必要です！
もし冷え症で足が冷たくて眠り辛い場合は
ゴムで締め付けられないようなゆったりとした靴下がおすすめです＊

◯室内環境

やはり寝室の温度や湿度を調整することも大切です◎
室内で快適に過ごすことのできる湿度は、40-60%といわれています。
夏であれば50-60%、冬であれば40-50%が理想です◯
湿度が高いと汗をかきやすくなるので、除湿機を利用するのも１つの方法です◎
また、温度は、夏であれば25-26℃、冬であれば22-23℃くらいが理想です＊

【ひどい寝汗はいつまで続く？】
妊娠経過と共に、ホルモンのバランスが変化し
ストレスも減ることがあるので、妊娠中期や後期にかけて寝汗の症状が改善する人もいます。
一方、妊娠後期になって体の脂肪が増えて代謝が上がることで
寝汗が酷くなった人は、出産するまで症状が続く場合があります。
もしひどい寝汗の症状が出産まで続いたとしても、一般的に産後にはなくなると考えられています。
但し、寝汗以外に発熱や動悸、下痢などの症状が見られる場合や、産後も寝汗の症状が続く場合には、甲状腺や感染症など他の病気が隠れているかもしれませんので、その場合は一度受診するのもいいかと思います。