妊娠中の出べそ（2）：2024年11月17日｜ミレーヌ(MYLENE)のブログ

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投稿日：2024-11-17 19:35:57.0

妊娠中の出べそ（2）: 【妊娠中の出べそは治療したほうがいい？受診の目安とは】

妊娠中に出べそができてしまった際、
「自然に治るの？それとも治療が必要？」と悩みますよね

『妊娠中の出べそは自然に治る』
殆どの場合、妊娠中の出べそは出産後に自然と解消されます。

これは、妊娠によって高まった腹圧が出産後に低下し、
お腹の筋肉が元の状態に戻るためです。

腹直筋離開が原因で出べそができていた場合、
出産後の数ヶ月間で左右の筋肉が再び近づき、元に戻ります。

ただし、出べその程度や他の症状が伴う場合は、出べそが中々治らないことも…。
その場合は、医師に相談しましょう！

＜腹直筋離開＞

腹直筋離開とは、お腹が大きくなるのに伴って
お腹の前面にある腹直筋（シックスパックの部分）が
真ん中から左右に分かれてしまうことで、
これは妊娠中によく見られる症状です。

特に、多胎妊娠や赤ちゃんが大きな妊婦さんに多くみられますが
程度は違えど妊娠中の女性の約半数が経験します。

腹直筋離開が生じると、お腹が前方に突出しやすくなり、
出べそになったり、産後に出べそが治りにくかったりします。
腹直筋離開自体は、出産後に自然に改善されることが多いですが、症状が重い場合は整形外科や整体などで改善していくことが一般的です。

◯腹直筋離開は受診や治療が必要な場合も

腹直筋離開も、殆どの場合、出産後に自然に改善します。
しかし、出産後も症状が続く場合は治療が必要になることがあります。

治療法としては、エクササイズや整体院などでの物理療法が効果的です。
リハビリやトレーニングにより筋肉が強化されて、筋肉を正しい位置に戻すことができます◯

※腹筋は腹直筋離開を悪化させてしまうことがあるので、出産直後は行わないようにしましょう

もし出べそが出産後も目立つ場合や、
お腹に痛みが伴う場合は、医師の診断を受けてください。
出産後の定期健診の際に医師に相談してみるのも良いでしょう◯

【臍ヘルニアは手術になる可能性もある】

臍ヘルニアの場合、妊娠中に症状が出ると痛みや不快感を伴うことがあります。

特に痛みが激しい、または突出した部分が硬い、
赤く腫れているなどの症状が見られる場合は速やかに医師に相談してください。
症状の程度に応じて治療法は様々ですが、
場合によっては手術による治療が必要になることがあります。