お腹の中の焚き火！消化力！：2021年1月31日｜セレンディップ(Seren Dip)のブログ

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投稿日：2021-01-31 12:22:47.0

お腹の中の焚き火！消化力！: こんにちは☆

今日は『消化力』についてお話しします☆

消化力とは、その名の通り消化する力の事。
アーユルヴェーダでは【アグニ】と呼びます。
アグニは『火』という意味で、火の神様の名前でもあります。

アグニ＝消化、代謝のエネルギー。
すなわち火の要素から出来ているエネルギーなので、ドーシャでいうとピッタが元々強い人はアグニを多く持っています。

消化、代謝、変換のエネルギーなので、食べ物を体の組織を作る材料に変換する力を持っています。
要するに、糖や脂肪、タンパク質を消化酵素の力で人体に吸収されやすいものに変換するという事です。
この変換作業が消化の本質です。
これを『火』に喩えて表したのです。

このアグニは、体の中で13種類有り体内でそれぞれの分野で働いています。
このアグニがうまく働かないと、食べた物を上手く消化できずに未消化物、(アーユルヴェーダではアーマと呼びます。)になり、体内に留まりベタベタした粘液質が血管壁や経路(スロータス)を塞ぎ、それぞれの体の弱い部分に移動し増殖し不調となって体に現れるのです。

一見消化力と関係無さそうな不調、肩凝りや冷え、睡眠不足、肌荒れ、精神的な落ち込みまで実はアグニが関係している可能性があるのです。

アーユルヴェーダセラピストはドーシャと同時にこの消化力がどうなのか、も考慮していきます。
アグニが弱っていれば、上げていかなければなりません。

アグニが弱り、アーマ(未消化物)いわゆる毒素が溜まることが、あらゆる不調の原因と考えるのです。
アーユルヴェーダでは、まず細胞の新陳代謝が正しく行われるよう、消化力を正す事が重要視されます。
消化力の上げ方は様々な方法があります。
セレンデイップでは、アグニの上げ方もお伝えしていきます♪
健康な身体を作るための基本の消化力。
消化力が良くなればオージャスができ、鬱病などの精神的な問題も軽減されます。

１つの症状にフォーカスするのではなく、全体的に物事を捉え観察し、あらゆる原因の可能性を探り対処する。
アーユルヴェーダは本当に奥が深いのです。

アーマを増やさない食生活があります。
自分の体質に合う食べ物を見つけなければなりません。

次回は、アーユルヴェーダ的観点から見た避けるべき食べ物のお話をしようと思います。

読んで下さり、ありがとうございました♪