夏にオススメのアーユルヴェーダの食事：2023年8月17日｜セレンディップ(Seren Dip)のブログ

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投稿日：2023-08-17 10:59:50.0

夏にオススメのアーユルヴェーダの食事: 中々暑さが和らぎませんが皆様いかがお過ごしでしょうか？

今年は残暑が厳しそうですね。
夏はアーユルヴェーダではヴァータとピッタが増える季節。
アーユルヴェーダの食事法は、その方の現在悪化しているであろうドーシャのバランスをとることにあります。

ドーシャは季節によって変化します。
夏は暑くてピッタの熱がこもりがちに。
熱エネルギーで体内が乾燥しヴァータが上がり体力が消耗していきます。

暑いからといって冷たい飲食をし過ぎると、胃腸が弱り消化力が低下します。
結果代謝も下がり、疲れが抜けなく浮腫みやすい身体に。
いわゆる夏バテが起こります。

なので夏の食事は消化に良いものや体内でクールダウン効果のある冷たい性質のものを食べると良いです。

特にピッタ体質の方には
＊ナス、ズッキーニ、セロリ、ピーマンなどの夏野菜
＊豚肉
＊ギーオイル
がおすすめです！
夏野菜や豚肉の脂は冷性。
物理的に冷やすことなく、身体の熱を抑えてくれます。
ギーオイルも冷性です。
炎症を抑える効果もあります。

私は最近この夏野菜と豚バラをギーとスパイスでソテーするのにハマってます。
とっても美味しですよ♪
ちなみに私はピッタ体質なので、夏は苦手です…
なのでこういう食事や夏はサラダなんかを無性に欲します。
ピッタ体質で夏暑い時はサラダもアリですよ♪
ただし、ヴァータが強く出ていて消化力が落ちている時はなるべく火を通した野菜が良いです。

他、甘酒も良いですね。
甘酒は飲む点滴と言われているくらいの栄養価。
アミノ酸が豊富なので疲労回復、美肌効果。
腸内環境改善、体内を潤します。

アーユルヴェーダでは発酵食品の酸味はピッタを増やしていくのであまり推奨されないのですが、日本は発酵食品の文化がある国です。
インドやスリランカなどにはあまりない食文化です。
国が変われば人の体も変わります。
体質も違ってくるので私は良いと思っています。
甘酒の甘味はピッタとヴァータを鎮静してくれますしね。
時間経って発酵が進み、酸味が出てくる前の状態だとピッタの方でも良いと思います。

甘酒の季節は夏だってご存知でしたか？
冷やし甘酒は夏バテにピッタリだと日本古来から親しまれてきたのです。

アーユルヴェーダの原理を理解しつつ、日本ならではの食文化と合わせて上手に利用していきたいですね♪