不登校の生徒さんの筋緊張、高ストレス状態：2022年12月3日｜陸と月のブログ

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投稿日：2022-12-03 16:03:30.0

不登校の生徒さんの筋緊張、高ストレス状態: すごく疲労していて、

身体、心、精神が過緊張状態が長期化しているとします。
理由やお医者様の診断は様々ですが、

学校に行こうとしても、
身体は重く、呼吸は浅く重く、否定的な暗く出口のない思考を繰り返す。
自分はダメな人間なのかなと思ったりする。

そんな症状があったとします。

過緊張の長期化で、
毛細血管を通じた、身体の各組織への血液＆酸素供給、リンパなどの体液循環が低下します。

いわば常に「非常緊急事態」なので、
自律神経は交感神経優位でつねに「戦うか逃げるか」状態となっています。
自律神経に内分泌系も連動します。

代謝が極端に低下しますし、脳疲労が高いので、糖質や脂質を欲しがります。
それらの消化に肝臓・腎臓・膵臓などの臓器が疲労します。

血糖値やコレステロール群の上下動が激しいと、非常に眠気やだるさを覚えます。

その状態からエナジードリンクなどをとると、
50～100mg/日以上のカフェインやほかの興奮成分などで、
のちのち、カフェイン依存となりますが、

保護者などが摂取禁止をすると、
カフェインが身体から抜けるまで
数か月朝などだるくて動けない状態となります。

これで起立性調節障害に陥るお子さんは多いです。
他にも神経発達症などからくる過緊張状態も同様の症状になるようです。

そうなると気圧や寒暖差にも敏感になるようです。

ストレスをごく単純に分類すると、
身体的‐心理的‐化学的ストレスに分類されますが、
身体的な痛みや不快症状があれば、

心理的にも、代謝的にも、精神的にも
「痛み・不快状態」に対処しようとしますが、
炎症ではないので、免疫などで治るといこともありません。

よって、当初は軽い身体症状だけだったものが、
感情的のも、感覚的にも、思考的にも、言動的にも
ご心配な状態になると思います。

安静が必要ですが、
安静の長期化もまた、学習や登校の遅れにつながります。

まずは、痛みや不快症状のないような、
快の刺激を継続的に与えると、
身体症状が改善し、集中力が回復してきて、
心的状態も活動的になる方がおおいように感じます。

また、姿勢は身体を座る、立つ、歩くの基本動作を
筋肉拮抗バランスをつかって、楽に保ちます。
呼吸も同様に深く楽になりますので、
酸素供給や体液循環の改善に役立ちます。

すこしずつ、断続的でもよいと思います。