食養生の未来ってどうなるんだろう！？：2025年3月21日｜あいのて国立店のブログ

あいのて鍼灸サロン　国立店

アイノテ　クニタチテン

リラク
エステ
鍼灸
整体・カイロ

東京都国立市中１-9-12　ハイセレサ国立2F
【JR中央線】国立駅南口徒歩2分

あいのて国立店のブログ

プライベート

投稿日：2025-03-21 17:31:56.0

食養生の未来ってどうなるんだろう！？: 古来より食生活は養生の基本に位置付けされ食養生や医食同源などの
耳慣れた言葉として使われ続けているのではないでしょうか．

飽食の問題には、おいしいもの，珍しいものを食べたい，お腹が十分に満たされるまで食べたい，胃腸などへの負担をかけないこと，食べ過ぎないこと，腹八分目の考え方など，食養生の大原則が浸透しているようなのです.

日本に目を向けますと貝原益軒さんは．．

飲食上の心がげに関して，単に欲をこらえるというような
精神論，原則論を示すだけではなく何をどのように食べたらよいのか．．

どのようなものを食べたらいけないかなど
細かく具体的に記していたそうです．

また（世界では），約800年前～400年前（貝原益軒さん）の時代には
飲食物の摂取量の過多や、バランスを欠いた食物摂取の飽食異常や過飽など
食に関する適量の維持の問題が検討されていたようです．

＊過飽：飲食物の摂取量あるいは，食事回数の過多など

実際の日常的な食生活に目をむけてみますと・・

現代的な医療課題となっている「生活習慣病や関連疾患」は，世界疾患負荷の上位を占め年々増加の傾向にあることも事実であります．

これまで・・

たくさんの食と栄養のサイエンスが紹介され
疾病からの回復に寄与することが知られております．．

東洋医学による飽食異常・過飽などの検討では、情志（七情）などの社会現象（社会環境），外界刺激を誘因とする思考や認識をよりどころとして検討がなされております．

しかしながら..

ヒト（人間）は日常的な自己体験に基づく直感的判断を導き出す手段（方略：ヒューリスティックス？）を真実として信じてしまう傾向があるようなのです．

当然，筆者も例外ではありません・・

東洋医療では、日常生活に身近な、飲食，起居，労働，休息などいくつかの生活要因の側面，社会環境や社会的制度，生命現象など，複眼的な影響による心身の変化を検討することを目的としております．（東洋医療的解釈）

食養生の理解(一部分)を深めるため，食行動を司る生体の恒常性に着目しております.

例えば・・

食が，体内時計（≒稟賦？）に与える影響に対して，未解明が多い体内時計（先天≒稟賦？）による食行動の調節などの理解を深めております．（東洋医療的解釈)

自然療法＆養生LAB　　平田