妊活でよく聞くAMHとは？：2024年5月13日｜錦糸町はり灸院のブログ

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投稿日：2024-05-13 21:16:09.0

妊活でよく聞くAMHとは？: 妊活をしていく上で大切な数値である
AMHとは？

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは
卵巣内にどれくらい卵の数が残っているか
を表します

卵子の在庫の目安という事です

AMHに関して重要な事は4つございます。

1、AMHは必ずしも年齢と相関していない
AMHは年齢と共に減少する傾向にあります
しかし20代でも30代でも数値が
高い人もいれば低い人もいます

20代でも30代でも
卵巣の卵子が早く減ってしまい
卵子の在庫がなくなり閉経するパターンもあります
逆に40代でも卵子の在庫があれば
妊娠される方はいらっしゃいます

AMH値は見た目や年齢だけでは
分からないという事ですね

2、AMH＝妊娠率でない
AMHはあくまで卵子の在庫の目安ですので
卵子の質は表してはいないのです

AMH値が低い＝卵子の質が低いではないので
残されている卵子の質が良ければ
AMHが年齢の基準値より低くても
妊娠する事は十分可能になります

大切なのはAMH値を上げる事ではなく
卵子の質を上げる事
そして卵子の質を保つ事です

3、AMH値が高すぎる事は注意
AMH値が高すぎる場合は不妊の原因にもなる
多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)
を発症している可能性があります

排卵が阻害されて卵巣内に卵胞がたまることで
AMH値が高くなります

PCOSの場合はAMH値が高くなりますが
高くなっているAMH値によって
実年齢やいつまでに妊娠したいのかによって
対処法は変わっていきますが
妊娠は可能です

4、妊活や今後のライフプランの指標になる
卵巣では卵子は作られず産まれる前に
作られた卵子が保存されているだけです

卵子の数は年齢以上に個人差が大きく
いざ子供が欲しいと思った時に
卵子がないということもあります

妊娠のタイムリミットは人によって違うので
前もって自分の体の状況を知る事が大切です

妊娠する事がゴールではなく
その先の子育てや幸せな家庭を築く為の
ライフプランとして自分のAMH値によって
妊活を始めるタイミングを見極められます

自分のAMH値を知る事は
本格的に妊活を始める時期ではなく
いつか妊娠したいと思った段階で検査を受けて
知る事が望ましいです

自分のAMH値を知って
どんな行動をしていくのか
考えるきっかけになったら嬉しいです