寝ても寝ても疲れが取れない脳疲労：2025年4月3日｜中崎町整骨院のブログ

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投稿日：2025-04-03 15:29:58.0

寝ても寝ても疲れが取れない脳疲労: 脳疲労と体の疲労の関係について

1日中、パソコンやスマホを利用して仕事をされていて、睡眠に悩みを抱えている方がかなりの割合でいらっしゃいます。

当院は周りがビジネス街に隣接しているため、デスクワークがメインの方が多くこられます。
お話を聞いていると、普段は通勤の往復以外は運動はほとんどしていないという方が大半です。

考え事をたくさんしたり、パソコンやスマホの画面を長時間見続ける作業をされている方は、脳疲労を起こしていると私は考えています。

そして以前から感じていたのは、脳疲労を蓄積させているけど、体はほとんど動かしていないので疲労していないケースで何らかの睡眠障害が起きているということです。

脳疲労と体の疲労をどちらもバランスが取れていれば、寝つきも良くなったり、眠りも深くなるのではないかと思います。

　脳疲労と体の疲労のバランスを取るための方法
先ほと私の例でお伝えした、ウォーキングも一つの方法ですが、その他にも脳疲労による睡眠の質の低下に対してサウナや運動が効果的であるという科学的な根拠があります。

【サウナの効果】
サウナには脳疲労を軽減し、睡眠の質を向上させる効果があることが研究で示されています。

2019年の研究によると、サウナに入ると75%の人に睡眠の改善が見られました。
サウナの最大の効果は「脳疲労が取れること」だと言われています。

サウナが脳疲労を軽減するメカニズムについては、以下のように考えられています。

　DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)の抑制
DMNは脳のエネルギーの70～80%を消費する脳回路です。
サウナに入ると強制的に思考が停止し、DMNの活動が抑えられます。

「サウナの教科書」の著者である加藤容崇医師は、サウナの最大の効果を「脳疲労が取れること」と述べています。
サウナに入ると脳の血流が低下し、脳の活動が抑制されると説明しています。

　脳の勘違い効果
サウナでの体温変化が激しい運動をしたかのような錯覚を脳に与え、休息を促す可能性があります。

　自律神経のバランス調整
サウナは自律神経のバランスを整え、リラックス状態をもたらします。