なぜ下半身が痩せないかについて：2022年2月1日｜美容整体アルマのブログ

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投稿日：2022-02-01 12:25:45.0

なぜ下半身が痩せないかについて: ダイエットをした時に、顔や上半身は痩せるのに、下半身だけむっくりと残ってしまうということがあります。

このような人の特徴としては、「よくつまづく」というのがあります。
それから小股で、すり足のように歩くというのもあります。腰・脚全体を伸びやかに使って歩くことができないため、地面に足が着いた時の衝撃が腰に直撃し、腰痛や身体の歪みの原因になったりします。

立った状態で太ももを触ってみてください。力を入れていないのに、がっちりと張っていませんか？

姿勢が悪いために、四頭筋（太ももの前側）に力が入ってしまいます。
また脚を挙げないで、すり足のように歩くため、背中から膝にかけて伸びている腸腰筋を使わなくなります。このためよくつまづくようになってしまいます。

結果的に姿勢の保持や脚の動きを、四頭筋のみで済ませようとするため、ずっと太ももの筋トレを行っている状態になってしまいます。

その太ももの太さは、脂肪ではなく、よく発達した筋肉のカタマリなのです。筋肉なので、運動しても細くならないうえに、身体の使い方を修正しないと、どんどんがっちりしていくことになります。
太ももの負担を減らせば、細くなります。
無意識の筋トレのせいで太くなってしまった太ももは、脚を意識した生活習慣を心がけるだけで細くなります。

改善方法

１四頭筋のストレッチ
正座をした状態から、ゆっくりと後ろに倒れます。この状態で20～30秒、力を抜いて頑張ります。無理せずに痛気持よいところで保持しましょう。

２立っている時
「骨で立つ感覚」を探します。立っている状態で膝をほんの少し曲げてみたり、伸ばしてみたり、重心を前後に移動させ、太ももがあまり力が入らないで済むような姿勢を探ります。自分の身体よく観察してみてください。

３歩いている時
いつもよりも１センチ程度膝を高く上げるように歩きます。ほんの少しでいいです。一歩一歩も大きめに歩きます。これによって腸腰筋が鍛えられ、四頭筋への負担が減り、少しずつ細くなっていきます。階段を昇り降りしたり、踏み台昇降をするのも効果的です。

今回の話は「自分にしか分からない身体の感覚」に重点がおいてありますので、すこし難しいと思います。
しかし毎日試行錯誤していると、ある時急に「身体が分かった」感覚がやってきます。
必ず来ますので、地道に訓練してみてください。