ネットのやりすぎで後天性ADHDになる？！：2024年5月27日｜プライム板橋(PRIME)のブログ

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プライベート

投稿日：2024-05-27 11:24:10.0

ネットのやりすぎで後天性ADHDになる？！: こんにちは、プライム板橋です！

現代社会では、スマホやSNSの
使用が日常的になり、
その過度な使用が問題視されることがあります。
特に、過度なネット使用が
後天性ADHDの発症につながる
可能性が指摘されています。

## ADHDとは何か？

ADHDは慢性的な神経発達障害で、
患者は不注意、多動性、衝動制御の欠如、
またはこれらの組み合わせによる問題を抱えています。
ADHDの発症には、脳の特定の領域や
神経伝達物質の働きが関与していると考えられています。

### 脳の構造と機能

ADHDの脳は、特定の領域で機能が低下しているとされています。
具体的には、側坐核と線条体の機能が低下し、
これらの領域は「報酬系機能」に関与しています。
この報酬系機能の働きが弱くなることで、
やる気や達成感を感じにくく、さらなる刺激を求めるために
多動・衝動・不注意につながると言われています。

### 神経伝達物質

ADHDの発症には、神経伝達物質である
ドーパミンとノルアドレナリンの働きも関与しています。
これらの神経伝達物質が、神経細胞に付いている
「トランスポーター」にすぐに取り込まれてしまうと、
神経伝達物質のドーパミンとノルアドレナリンを
介することによる神経細胞間の刺激伝達に
多くのエラーが生じてしまいます。

このため、ADHDの症状が出る根本的な原因は
「トランスポーターの働きが過剰であり、
すぐにドーパミンとノルアドレナリンを
再吸収してしまうから」と考えられています。

## ネットの使用とADHD

最近の研究では、デジタルメディアの高頻度使用が
ADHDの症状に何らかの影響を与えている
可能性が指摘されています。

具体的には、デジタルメディアを
高い頻度で使っていると回答した生徒ほど、
その後の2年間でADHDの症状が現れる
可能性が高いことが分かりました。

しかし、この結果はデジタルメディアの使用が
直接ADHDを引き起こすことを証明したわけではありません。
また、もともとADHDの傾向がある生徒が、
デジタルメディアにひかれやすいという
可能性も考えられます。
因果関係を明らかにするにはさらなる研究が必要です。

ネットの使用が我々の脳に与える影響は、
まだ完全には解明されていませんが
適度な使用と休息のバランスを保つことは、
健康的な生活を送るために重要なことですね。