102.「二日酔いの原因と症状、その対策　その2」：2022年1月19日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2022-01-19 00:09:46.0

102.「二日酔いの原因と症状、その対策　その2」: こんにちは！
土浦きんに君の金子です！

今回は、二日酔いの対策について書いていきます。
酸素不足とメタノールについて書いていくと内容が長くなってしまうので、今回は端折ります。
今日の内容はざっくり書くと以下の通り

・二日酔いになってしまった時の対処法

●二日酔いになってしまった時の対処法

★頭痛
対策：コーヒー・牛乳・頭痛薬
コーヒーに含まれるカフェインがアデノシンの役割を抑えてくれます。
コーヒーの効果については、No.82ご覧ください。

牛乳にはトリプトファンというアミノ酸が含まれており、セロトニンというホルモンを作る材料になります。血管収縮作用があるので、頭痛に効果的があります。

★脱水
対策：スポーツドリンク・味噌汁・お茶

スポーツドリンクには、ハイポトニックとアイソトニックというのがあります。
ハイポは人間の体液より少し薄い濃度のため水分の吸収が速い。
アイソは人間の体液と同じ濃度のため水分の吸収が遅い。
という浸透圧の違いがあります。

二日酔いの場合、ゆっくり吸収され、かつ糖分が多く含まれているアイソ飲料を選ぶと良いです。
脱水により水分を調整するナトリウム、カリウムが失われるので、ここの補給にも役に立ってくれます。詳細はNo.57.58にあります。
ポカリスエット、アクエリアスなどがアイソになります。

★低血糖症
対策：スポーツドリンク・果物ジュース・ラムネ

糖が足りない事で起こる症状が低血糖症になります。
スポーツドリンクには果糖ブドウ糖液という、果糖とブドウ糖が両方入っているものが含まれています。厳密に言うと、果糖の割合が50～89％入っている物を指します。これを摂取することで低血糖症の緩和に役立ちます。
また、ラムネの90％がブドウ糖のため携帯しておくと便利です。

★アセトアルデヒド
対策：ビタミンB群(ナイアシン)、シジミ、ヒマワリの種、ゴマ

アセトアルデヒドの解毒には、ナイアシンが必要になってきます。
B群の効果はNo.31.32にあります。
シジミにはアラニン、オルニチン、ゴマにはセサミンなどが、解毒に役立ちます。

★胃の塩酸過多
対策：生姜、重曹

生姜は民間療法としての効果があり、擦って汁物にすることで効果があると言われています。
重曹には、酸性に傾いた身体を中性にもっていく役割があり消化不良、胸焼け、尿酸結晶の溶解にも役立ちます。