179.「ストレッチの科学　ウソとホント　その１」：2022年4月28日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-04-28 23:10:17.0

179.「ストレッチの科学　ウソとホント　その１」: こんにちは！
土浦きんに君の金子です！

今回は、ストレッチについて書いていきます。
長くなりそうなので分けて書きます。
今日の内容はざっくり書くと以下の通り

・ストレッチはダイエットに効果的はウソ
・それぞれの仮説から考査
・まとめ

●ストレッチはダイエットに効果的はウソ

★ダイエットは以下の条件によって成り立ちます。
→１日の摂取カロリー＜１日の消費カロリー
また食事の量を変えずに、痩せるためには以下の条件が必要になってきます。
→消費カロリー　＝　基礎代謝　×　身体活動レベル
つまり「基礎代謝」を上げるか「身体活動レベル」の二択しかないです。

「ストレッチ　ダイエット」でググると基礎代謝が上がるなんて書かれていますが、ホントなのでしょうか？

●それぞれの仮説から考査

★様々な角度からダイエットに効果的なのか考えてみましょう。

1.血行が良くなり酸素の取り込み量が増えることで、基礎代謝が上がる
2.ストレッチは副交感神経を優位にし、内臓の働きを高めるため基礎代謝がアップする
3.ストレッチによって身体が柔らかくなると活動量が増える

1.2011年の研究によると30秒間のストレッチによって、血流量、酸素の取り込み量は増加するがその持続時間は1分以内である事が示されました。

2.基礎代謝の構成は、内臓40%、脳20%、筋肉20%、その他20%から成り、それは副交感神経が司っています。副交感神経の活動が高まれば基礎代謝を上げる根拠になりますが、2006年の研究では、副交感神経ではなく交感神経を優位にするという研究報告があります。

朝にストレッチをやった方が良いと言われる所以はここにあります。
就寝前は睡眠を妨害する可能性があります。

3.2009年の研究では高齢者の歩行速度を「0.5ｋｍ/ｈ」増加したというのがあります。
30歳60ｋｇの青年で活動量を普通と仮定した場合、身体活動量(メッツ)にして31kcalほどしかありません。ストレッチの分を入れても80kcal

●まとめ

・ストレッチの効果1分以内の効果
・基礎代謝を司らない交感神経が優位になる
・80kcalしか消費されない

→効果はほぼ無し

次回、ストレッチは運動のパフォーマンスを落とす。
お楽しみに。