387.「脂肪肝の改善のためには？」：2023年11月6日｜パーソナルジム土浦きんに君のブログ

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投稿日：2023-11-06 23:12:21.0

387.「脂肪肝の改善のためには？」: 健康診断でよく注意に上がる「脂肪肝」
今回はこれについて解説します。

●脂肪肝とは？

肝臓に中性脂肪が溜まった状態。この状態が続くと肝硬変、肝臓がんへ状態が変化します。
肝硬変の症状は、全身の倦怠感、食欲不振、疲労に繋がるとされています。

●脂肪肝の原因は？

まず中性脂肪はどのように出来るか？

・糖質
ブドウ糖は「筋肉→肝臓→脂肪」の順番に運ばれます。
筋肉や、血液で使われなかったブドウ糖は中性脂肪となり、肝臓や脂肪に蓄積されます。

脂肪肝の最たる原因は果糖の摂り過ぎで、果糖は筋肉では代謝されず肝臓で直接代謝されるという特徴があります。つまり、肝臓のタンクが溢れやすいという事です。

・脂質
脂質が分解されると「脂肪酸」になるのですが、これが使われなかったりする事でも、脂肪は蓄積する。

・アルコール
アルコールは、中性脂肪の合成を12時間高めてしまうのでダイエット面でも健康面でも相性が最悪と言われている。

まとめると、「飲みすぎ、食べ過ぎ、エネルギー使わなすぎ」が原因。

詳しく説明すると、
アルコールが原因の脂肪肝をFDL
アルコールが原因じゃなく食べ過ぎが原因なのをNAFDL
NAFDLにも軽度がNAFL、重度のNASHと呼びます。

日本人に多いのが、食べ過ぎによるNAFDLが多いとのことです。

●改善するには？

・体重の７％減
→研究結果より、このあたりの数値を減らすと改善されるとのこと。

・果糖だけの食事、清涼飲料水の大量摂取を避ける。
→果糖の大量摂取は肝臓の代謝に負担が掛かる。
食後の果糖摂取は果糖処理能力が上昇するので果糖だけの摂取は良くない。

・油の種類を変える
→魚に含まれるオメガ３系油は、中性脂肪合成の抑制や、肝炎の抑制、インスリンの分泌を良くするなどの報告があります。

・運動習慣
→45分の有酸素(最大心拍数60～75％)と最大心拍50～70％の筋トレ7回では同程度の肝臓の脂肪含有量が減少したとのこと。

・ビタミンE
→肝臓の数値(ALT、AST、APL、γ-GTP)の数値が下がったとのこと。(NASH患者に対して)この研究では800IUの摂取だったそうです。

・ビタミンB群
→ALT、ASTの数値改善にB６。アルコール代謝にナイアシン、糖代謝にB1、肝細胞回復にB12が必要です。

今回はこの辺で。
※続きはインスタにて

土浦きんに君　金子祐希