自律神経のウソ？ホント！ポリヴェーガル理論(2)：2021年11月15日｜整体院樹(ITSUKI)のブログ

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投稿日：2021-11-15 23:57:26.0

自律神経のウソ？ホント！ポリヴェーガル理論(2): 前回自律神経は３つあるという事をお話しさせて頂きました。

副交感神経には

・背側迷走神経複合体

・腹側迷走神経複合体

の2種類があり、このうち背側迷走神経複合体が働き過ぎてしまうと

身体がシャットダウン（不動化）を起こしてしまうとお話ししました。

今回はもう一つの副交感神経である「腹側迷走神経複合体」について簡単に

説明したいと思います！

腹側迷走神経複合体とは、、、

社会交流システムとも言える、コミュニケーションを取る際に主に働く

神経です。

豊かな表情をつくったり、声のトーンを調整したり、相手からの友好の

合図を受け取ったりなどの、人と人とが穏やかに繋がり、交流するため

に欠かせない働きを担っています。

「交感神経系」は主に活動するときに使われ、危機に瀕すると

「戦うか・逃げるか」を選択します。

一方「背側迷走神経複合体」は消化吸収や睡眠を司っているのですが、

生命の危機に瀕すると「凍りつき反応」を引き起こします。

「腹側迷走神経複合体」が健全に機能している時は、社会的交流を

心がける行動ができ、更に「背側迷走神経複合体」も良く機能する

状態になるため、胃腸などの内臓（横隔膜より下）をはじめとした

全身の状態が良好になり、脳への血流も行き渡ります。

いかにこの「腹側迷走神経複合体」を健全に働かせるかが重要に

なってくるのです。

この理論では、人は他社と繋がる事で自律神経が健全に機能すると

論じられています。

他者との繋がりを促進する「腹側迷走神経複合体」が健全に機能して

いる時、人は「安全・安心」を感じ、癒され、心も身体も健康に

なれるのです。

ポリヴェーガル理論では「心」と「身体」が切り離された存在でなく

自律神経系を通して全体として機能していると言う事を教えてくれます。

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