私の起業ストーリー（その2）～高知に帰ってきて～：2024年4月22日｜ゆう整体院のブログ

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投稿日：2024-04-22 15:21:28.0

私の起業ストーリー（その2）～高知に帰ってきて～: 　国家資格取得して７年目、高知に戻る。
　今では考えられないが、私が就職した当時、その職場は国家資格保持者が確か3名であった。その職場は今では地域の核なる施設となり、国家資格保持者は総数50名を超えています。凄いことです。
　そこから、東京へ3週間、大阪へ1週間、神経系リハビリを学ぶために専門的な研修を受けに行く。東京では、S先生と出会い。そこから、色々と影響を受ける。大阪では、その道の大家である、神の手のTV番組にも出演したことのあるK先生より学ぶ。最初は何を言われているのか分からなかった。その手は何をしているのですか？その刺激はどこに向かっていますか？など、色々聞かれて、頭が真っ白になったことを記憶している。ただ、そこて、タッチの仕方、あるいはちょっとした力の入れ方の違いでクライアントが緊張したり、リラックスしたり。K先生のデモンストレーションでは、セラピーの前後での変化にクライアントが涙することも。そこで、K先生はひとこと、「これで満足ですか？」と。未だに、雲の上の存在です。少しでも近づこうとしましたが、K先生は飛行機で、私は鈍行からちょっと急行になれたぐらいで止まっています。それだけ、進歩のスピードの違いがあります。お二人の先生共に未だに現役であられること。そして、後進の指導に当たられている事、頭が下がります。そして、あのクライアントに向かう真剣な姿勢！K先生は夜も寝れないほど、クライアントのことを考えていると。そこを真似しようと思いつつ、未だに到達できていないかな。
　この職場にいたのは4年ほどであったが、ここでの学びは凄く内容の濃いものであった。今の自分を作るきっかけであり、礎になりました。
　今、施術家をしているが、今までの経験で無駄なものは一つもなかったと思っている。中には、都合で1年程しかいなかった職場もあるが、そこで、何か一つは得るものがあった。ただ、「逃げるは恥だが、役に立つ！」と、今更ながらに思う今日この頃である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく
※写真はイメージです