介護保険の書類：2023年5月11日｜円山漢祥院円山整骨院のブログ

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プライベート

投稿日：2023-05-11 09:12:58.0

介護保険の書類: 昨日、母親の定期の受診があり内科に行ってきました。
朝に母を連れて行くのはなかなか一苦労です。
母は病院をカネトリの亡者だといいます。
薬を出すだけで意味はないと。

いやいや、そんなことはありませんし、今の日本のシステム上は、医師の診断書、同意書、経過報告書、介護保険の意見書など様々な日本の医療福祉制度を使う場合は、医師の書類が必要なシステムになっています。

これはこれで問題はかなりあります。一度同意書なり、意見書なり書いてくれた場合は継続してみることが原則ですし、医師の意見と患者さん、もしくは患者さん家族の意見が食い違う場合はとても問題になります。意見書を市がどう判断するか、家族の意見をどう判断するかはその担当者によっても変わることでしょう。
まあ、つまりは日本のシステム上、病院にかかり医師がきまっていないとすべての医療福祉制度は使えないというとてもとてもやっかいな仕組みです。

なので病院嫌いな高齢者はとても大変なのです。
少なくても、鍼灸の同意書を書いてもらった場合は六カ月、介護保険の場合は毎月意見書を介護事務所に提出しなくてはいけません。
そうしないと継続できません。

そうした仕組みをきちんと患者さん家族が知ってるかというとそうではないです。
うちでも患者さんにお話しすると、薬も必要じゃないのに、病院には行きたくないとか、症状もないのにいかないといけないの？とか言われますが、システム上医師の診断を受けておかないといけないということではあるんです。

ほかの国はどうなのか？というと、ここまで制度がきっちり作りこみしている国は今のところありません。
良いことではあるんです。日本のシステムは。しかし、間違いなく税金投入はしていますし、この先のこのシステムはどこまで維持できるか？の問題はあります。

病院にかかり診察代金はかかり、慢性疾患指導管理料をしっかりとり、薬も多少出て処方箋料もかかります。
加えて、書類交付料は数千円、診断書になると5000円以上。
全部健康保険で賄います。

介護に移ると、その書類をもとに介護計画をケアマネージャーが立案しそれでかごサービスが始まるわけです。

財源をどうしていくか？の今後はまったく先が見えないわけです。