国境なき医師団：2023年5月18日｜円山漢祥院円山整骨院のブログ

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プライベート

投稿日：2023-05-18 09:22:35.0

国境なき医師団: 昨日の夜に院に突然の電話がはいります。
大叔母というのでしょうか？
大叔母の子供？だからなんていうのでしょう？とにかく、親戚です。
彼女はもう65歳くらいになるでしょうか？
仮に叔母さんと言ってるので叔母にしておきましょう。

叔母は若いころに北大を中退し、アメリカに行きました。
僕はまだ子供でしたので詳細はわかりません。
とにかく、アメリカに叔母さんが行ってしまったという話は当時、衝撃でした。
厳格な両親の元で、親戚の中でも特に厳しい家だったはずです。
その家から、大学を中退してアメリカに。
なにか考えがあったのでしょう。
数年間は消息はまったくの不明でした。
10年も経過したころに、アメリカから白人男性を連れて帰ってきたそうです。
結婚の報告だったようで、僕はこの時には家を出ていましたので、聞いていませんが、猛反対されアメリカに戻ったようでした。
その後、月日は流れました。
僕が40歳代のころに、電話がかかってきます。
日本に来てるので会えませんか？
もし、札幌がよければ札幌に行きますから。
札幌で会った叔母は、世界的な医療奉仕団の”国境なき医師団”の一員でした。

今、中東のアラブ諸国から戻ってアメリカに帰る前に日本によったんですよ。
その理由のひとつに、あなたを医師団の仲間にはいらないかと思って、考えてくれませんか？
という衝撃的なお誘いでした。
国境なき医師団は僕も知っています。
運営費のほとんどを世界各国からの寄付で賄い、紛争地域だったり医療過疎地域に入り、医療支援活動をする稀有な団体です。
そこに来てくれないかというお誘いでした。

鍼灸は日本では周辺医療だけど、世界的には医療資源を使わない医療とて注目されているわ。
あなたの活躍は色々調べたのよ。

命をかけてしなければいけない決意をどうしてもその時はできなかったし、札幌に多くの患者さんも抱えています。東京の大学病院のお誘いも断ったくらいなのです。

それから10年以上が経過して、今日いきなりの来訪になります。
どんな話になることか・・・