母のこと：2024年1月12日｜円山漢祥院円山整骨院のブログ

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プライベート

投稿日：2024-01-12 15:46:34.0

母のこと: 昨日の夕方に母が外にでてしまい、戻れなくなってしまいました。
幸いに、院は営業中で待合室に入れてから僕が部屋に戻しましたが、その際に言った言葉が、人のうちにいるようだから、自分の家に帰るよ。いつまでもいられないよ。

もう2年住んでいるんです。
父が居なくなった家は母が一人で管理していくのも大変で、雪かきが必要な一軒家は大変なことでした。
それでも日曜の度に、僕が除雪をしに実家にいったのです。
父が亡くなって6年。4年間くらいは僕が週末にいったり、ある日は平日の夜に玄関のドアが開けられなくなるのを止めるために、円山からスコップを車に積み込み一人ででかけたものです。

そういうこともあり、母の認知発症もあり、北区の住居を処分することにしました。
円山に越してきて2年。
いまだに、記憶は北区に住んでいるつもりなのです。

人間の記憶というのはとても複雑で長期の記憶は覚えられていても短期の記憶が障害されるといいます。
2年前は短期の記憶なのでしょうか？
どこで線を引いてるのかわかりません。
短期記憶は脳内の海馬の障害によって起きると言われていますので海馬に問題があるのでしょう。
しかし治すことはできません。

考えた末に、日中も外から鍵をかけることにしました。

おそらくこれで出られないので同様のことは発生しないでしょうが、鍵をかけることにすごい抵抗があり
夜にかけるのをなんとか自分の中で納得させたのもつかの間、日中もとなるとつらい問題です。

しかし、命がかかる問題です。
自分の納得するしないは問題ではないのです。

ここで悩んで数日しないうちに、なにかあったらどうするんだ？
自分の中で自分の声がします。

こんな事は今までなかったことです。
それだけ本気で悩んでいることなのでしょう。

冬の寒さ、日の短さ、天気の悪さ・・・

冬の日本海側は大都会札幌と言えど、寂しくかんじるものです。