母の術後せん妄：2024年2月5日｜円山漢祥院円山整骨院のブログ

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プライベート

投稿日：2024-02-05 09:47:15.0

母の術後せん妄: 土曜の仕事終了後に、母のところに行ってきました。
母も、当初の2階の個室病室から、4人部屋に移動して術後の患者さん数名と一緒でした。
予想はしていましたが、術後のせん妄がひどく会話にはなりません。

術後のせん妄は高齢者にはかなり高率で発生し、若い人でも発生しますが認知症がある母は特に
起こりやすいと言えます。
なんでこんなところに置いていくの！！連れて帰りなさい！

手術したばかりだから立てないよ。
立てるし歩ける。手術なんてしてない！

いや危ないから立っちゃダメだよ！

うるさい！家に帰る、こんなところに一分もいられない！

いやいや、ここにいて安静にしてなきゃダメなんだよ。じゃないと治らないよ！

うるさい！早くつれて帰りなさい！母親の命令だよ！聞けないってのかい！

15分間の面会しか認められていませんので、終始この会話で15分が過ぎました。
それでも、元気で生きてるだけでよかったと心から思えるのが親子なのでしょう。

だいたいは、数週間でこのせん妄は治ることが多いです。
体が治っていくと同時に精神のほうも落ち着きを戻します。

まれにそのままの人もいますが、その場合は仕方ありません。それでも元気であればいいのですが。

ここをお読みになっている方はきっとまだなのかなとおもいここを見られていたかと思います。
少し報告が遅くなってしまいました。

次回は母のところはまた次の土曜にしかいけません。

面会は週に1度と決められていて、週一回の面会のみなのです。
おおよそ、医療センターには3週間程度入院して、次のリハビリ病院に移ることになります。

3月には行けるでしょうか。

次のリハビリ病院では本格的に歩行訓練や、階段昇降訓練といったリハビリが行われます。
89歳の身でどこまでやれるかは未知数ですが、なんとかがんばってやってほしいです。

しかし面白かったのは、せん妄になっても僕が鍼灸師だと知ってることです。
あんた鍼灸やるのに、なんでこんな痛いのを治せないの！腰も股関節も痛くて仕方ない！

今は鍼の出番じゃないよ。痛みを抑えるのはこれだけの痛みはやはり鎮痛剤になるよ。

いや、鍼は万能なはずだ。今までそういってじゃないか！やってほしい！

何度も何度も言っていたことです。
母は鍼灸が好きでした。風邪ひいたと言えば、鍼、腰が痛いと言えば鍼だったのです。