糖質って何者？：2024年1月12日｜つつじヶ丘駅前整骨院のブログ

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投稿日：2024-01-12 13:21:38.0

糖質って何者？: 糖質とは、炭水化物の一種で、食べ物に含まれる糖のことです。糖質は、消化吸収されると血液中のブドウ糖になり、エネルギー源として利用されます。しかし、糖質の摂りすぎは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そこで、食品ごとに含まれる糖質の量や種類を知ることが大切です。

糖質は、単糖類、二糖類、多糖類に分けられます。単糖類は、ブドウ糖や果糖などの一つの分子からなる糖で、消化吸収が早く血糖値を上げやすいです。二糖類は、麦芽糖や乳糖などの二つの分子からなる糖で、消化吸収に時間がかかり血糖値を上げにくいです。多糖類は、でんぷんやグリコーゲンなどの多くの分子からなる糖で、消化吸収にさらに時間がかかり血糖値を上げにくいです。

食品の中には、これらの糖質が混在して含まれているものもあります。例えば、白米やパンはでんぷんを主成分とする高いGI値（血糖値を上げる能力）を持つ食品ですが、一部に単糖類や二糖類も含まれています。また、野菜や果物は食物繊維やビタミンなどを含む低いGI値を持つ食品ですが、一部に単糖類や二糖類も含まれています。GI値は食品選択の指標として利用できます。

一般的には、単純な構造の単糖類や二糖類が多く含まれる食品は、血液中のブドウ糖になりやすく、主にエネルギーとして使われます。しかし、摂りすぎると血液中のブドウ糖が高くなりすぎてインスリンの分泌が過剰になります。これは血液中のブドウ糖を下げるために起こる現象ですが、長期間にわたって起こるとインスリン抵抗性が発生する可能性があります。インスリン抵抗性は肥満や高血圧などの生活習慣病の原因となります。

一方、複雑な構造の多糖類が多く含まれる食品は、血液中のブドウ糖になりにくく、主に貯蔵されたりします。しかし、摂りすぎると体内で分解されずに腸内細菌によって発酵されます。これは腸内フローラのバランスを崩すことにつながります。腸内フローラのバランスが崩れると免疫力が低下したり、便秘や下痢などの消化器系のトラブルが起こったりします。

したがって、糖質の摂取量は適切に管理する必要があります。食品ごとに含まれる糖質の種類や量も異なりますので自分の体調や目的に合わせて、バランスよく摂取することが大切です。