妊娠中の股関節痛の原因：2023年2月23日｜小林整骨院甲子園口のブログ

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投稿日：2023-02-23 10:06:29.0

妊娠中の股関節痛の原因: 皆さん、こんにちは！

甲子園口みやび整骨院の濱です。
女性は妊娠すると、ホルモンバランスの変化などから身体にさまざまな変調が起こります。
腰痛などが代表的ですが、多くの妊婦が悩まされているのが股関節の痛みです。
妊娠中の股関節の痛みは以下のような時に起こります。

・歩行時
・長時間たっているとき
・階段を上り下りしているとき
・あぐらや横座り、お姉さん座りをしているとき
・立ったり座ったりするとき
・寝返りを打つとき
・横向きで長時間寝ている時

妊娠時の股関節痛では上記のようなシーンで痛みを感じられる場合が多いです。
また、股関節と共に恥骨というところにも痛みを感じやすいです。
妊娠後期には股関節の片方にだけ痛みを感じたり、足の付け根にピキーンと強い痛みを感じたりするようになります。
股関節で音が鳴るようになり、外れそうな感覚を覚える方も少なくありません。
以上のように、妊娠時は股関節に異常をきたす方が多いです。

妊婦さんの股関節痛の原因については大きく分けて２つあります。

１つ目は妊娠によるホルモンバランスの変化です。
女性の体は妊娠すると、出産に向けて骨盤を開こうとします。
リラキシンというホルモンが放出されると、必要以上に骨盤周りの靭帯が緩みやすくなり
痛みを誘発しやすくなります。
2つ目は妊娠によるストレスで、股関節の痛みの原因になることがあります。
妊娠中は身体が上手く動かせなかったり、睡眠が十分にとれなくなりがちです。
他人への気づかいに申し訳なさを感じてしまい、心理的な負担になることもあります。
結果、心因性の痛みを感じてしまうことも少なくありません。

では、妊娠時の股関節痛はどのくらい続くのでしょうか？

妊娠による股関節の痛みは、少なくとも産後1ヶ月は続くことが多いです。
先に述べた通り、妊娠による股関節痛の主な原因はリラキシンの分泌やストレスにあります。
ストレスについては心因的なものであるため、心理的に安定するまでは痛みと付き合うことになる可能性が高いです。
対して、リラキシンが原因の場合は分泌が止まり、骨盤の筋肉が元に戻れば股関節痛が解消されます。
リラキシンの分泌は産後1ヶ月ほどで止まるため、リラキシンが原因であれば産後1ヶ月で痛みがなくなることが多いです。

妊娠中の不調でお悩みの方は是非、一度当院へご相談下さい。