冷やす？温める？　大阪/梅田/中津/きしま鍼灸治療院：2022年11月8日｜きしま鍼灸治療院のブログ

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投稿日：2022-11-08 15:10:27.0

冷やす？温める？　大阪/梅田/中津/きしま鍼灸治療院: こんにちは院長岸間です。

痛い時は「冷やす」べきか「温める」べきかについてお話します。

捻挫や打撲、この時は皆さんたいてい冷やすことのほうが多いと思います。

もちろん受傷直後であれば冷やす方が良いです。

ではどれぐらいの時間冷やせば良いか？

施術者やトレーナーの見解の違いはあれど、1回最低２０～３０分は冷やしていただきたいです。

そもそもなぜ冷やすことが有効なのかというと・・・

１．打撲や捻挫をする
↓
２．傷んだ部位めがけ血流にのって炎症細胞（修復のための細胞）が運ばれる
↓
３．炎症細胞がいーっぱい集まって、パンパンになるまで集まって、これでもかーってぐらい集まって腫れてズキズキ疼く
↓
４．この時集まった炎症細胞が正常なところにも浸潤して、逆に傷めてしまうぐらい刺激的に活動しちゃうので「炎症細胞よ、それ以上広がったらあかん、おとなしくしいやー」と血管を縮めるために冷やすのです。

次は日数。
冷やすのは受傷急性期なので、痛くなって1～２日間は1日1回で良いので冷やせる時に冷やしましょう。

もしズキズキが続くようなら炎症があるので続けて冷やしても構いません。

受傷２～３日ほどたってズキズキがなくなり腫れや赤みもなければ、次は温める方が良いです。

おススメはゆっくり湯船につかること！

「普段はシャワーだけやねん」って方も多いですが、シャワー浴と違うのは水圧で少し圧迫できる点です。

温める＋水圧による圧迫と除圧を繰り返すことで、刺激的過ぎた血流血行もジェントルに傷を修復してくれるのです。

あと質問に多いのは「湿布貼っていいですか」です。

湿布は確かに鎮痛作用あるので、痛いうちは使っていただいても良いです。

ただ中には「外したら痛くなりそうやから」と、何日間もお守り代わりに使われる方も多いですがあまりそのような使い方はおススメしません。

なぜなら湿布の粘着部分が皮膚の水分をとって乾燥させてしまい、かぶれや傷の原因になることも多いのです。

上記、あくまで個人的見解も含みますので、もし何日たっても痛みが引かない場合は、念のため医療機関を受診していただきますようお願いいたします。

皆さまくれぐれもお大事に。

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