産後の腱鞘炎について　産後骨盤矯正　横浜関内桜木町：2024年4月28日｜桜木町駅前鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2024-04-28 08:50:55.0

産後の腱鞘炎について　産後骨盤矯正　横浜関内桜木町: 皆さん、こんにちは！
桜木町駅前鍼灸接骨院です

産後の方で手首や指が腱鞘炎で痛いという方をよく見ます。
これは単なる偶然ではなく、産後は様々な影響により腱鞘炎になりやすいお身体となっています。
今回は産後と腱鞘炎の関係について話していきます。

初めに腱鞘炎がどういった疾患なのかを軽く説明します。
筋肉は骨から骨に着くのですが、その骨に付着する両端は組織が筋組織ではなく腱になります。
そして腱は腱鞘（けんしょう）と言われるトンネル状の組織に覆われています。この腱鞘が炎症を起こしている状態を腱消炎と言います。
産後に腱鞘炎が起こりやすい原因は2つ考えられます。

1つ目は育児による手の使い過ぎです。お子さんの抱っこやおんぶなどで手にかかる負担が多くなるため腱鞘炎の発症が多くなります。

2つ目はホルモンバランスの乱れです。特に腱鞘炎においては女性ホルモンの乱れが原因になりやすいです。
女性ホルモンにはプロゲステロンとエストロゲンの二つがあります。
プロゲステロンは腱鞘を収縮させる働きがあり、それにより摩擦が生じやすくなるため腱鞘炎を発症しやすくなります。
エストロゲンは抗炎症作用を持ちます。そのためエストロゲンが減少する産後は腱鞘炎になりやすいです。またエストロゲンには組織を滑らかに保つ働きがあります。
エストロゲンが減少することで腱を包む滑膜性腱鞘という種類の腱鞘で炎症が起こりやすくなります。

産後の腱鞘炎は安静が難しかったり、ホルモンバランスの乱れが関係していたりするため、なかなか症状が軽減しづらくなっています。
だからと言って何もせずに放置をしていても悪化していくだけです。ですので悪化させないためにも治療を受ける事お勧めします。

当院では腱鞘炎に対する施術としてハイボルト(電気療法)や鍼治療を行っております。また産後骨盤矯正も行っておりますので、腱鞘炎をはじめとした産後の症状にお悩みの方はぜひご相談ください。
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