PM2.5ってどんな物質？：2023年3月12日｜リカフル整体院のブログ

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投稿日：2023-03-12 19:17:59.0

PM2.5ってどんな物質？: 日差しが温かくなって春の風が吹き始めると、
テレビなどで「PM2.5」への注意喚起が行われることがあります。
しかし、PM2.5とはどのような物質で、
どんなときに発生し、私たちの健康にどのように
影響を及ぼすのでしょう。
日常でできる対策とともにお伝えします。

PM2.5とは、大気中に浮遊している
直径2.5μm（マイクロメートル）以下のきわめて
小さな粒子のこと。別名を「微小粒子状物質」といい、
成分は炭素成分、硝酸塩や硫酸塩、ケイ素やナトリウム、
アルミニウムなどさまざまです。

人の髪の毛の直径が約70μm、スギ花粉が約30μmですので、
比較するとその小ささが分かるのではないでしょうか

PM2.5は、物の焼却や、ガソリン車・ストーブなどの
燃焼から直接発生します。
さらに、火力発電所や工場などから排出される溶剤や塗料から
発生する揮発性有機化合物が大気中で化学反応を起こし、
二次的に生じることもあります。

PM2.5は粒子が非常に細かいため、
吸い込んでしまうと細い気管支や肺の奥まで
入り込むおそれがあります。
そのため、ぜんそくや気管支炎など呼吸器系の病気の
リスクを高めると言われています。
また、不整脈など循環器への影響も心配されています。

マスクの着用でPM2.5の吸入を減らすことができますが、
インフルエンザや花粉症の対策に用いられる不織布などの
マスクでは、通り抜けてしまい
必ずしも効果的とは言えません。

春が近づくと花粉の飛散が気になりますが、
PM2.5に備えることも大切です。
大気汚染情報などをこまめにチェックし、
PM2.5濃度が上昇しそうなときはできるだけ
屋内で過ごすようにしましょう。

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