経絡と内臓のつながり：2023年11月28日｜クリアヒーリングサロンのブログ

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投稿日：2023-11-28 09:50:34.0

経絡と内臓のつながり: 鍼灸師セラピスト松本です。

今回は久しぶりに経絡（けいらく）についてです。

まずは経絡の基礎について、過去に投稿したブログをご覧ください。
↓↓↓
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000601407/blog/bidA056385470.html?staffId=W000781521&pn=2

https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000601407/blog/bidA056396470.html?staffId=W000781521&pn=2

https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000601407/blog/bidA056351482.html?staffId=W000781521&pn=2

全身をめぐる経絡の流れを知ると、不調の原因を考えるヒントになります。

経絡はカラダのバランスを保つためのシステム！

「五臓六腑」という言葉があるように、東洋医学では内臓をおおまかに「肝・心・脾・肺・腎」の５つに分けます。
これは、現代医学でいう臓器の働きを指すだけではなく、「カラダの内側に蔵するもの」としての働きや機能を大きく５つに分けたもので、「心」や「感情」も内臓である、というのが東洋医学の考え方であり、おもしろくもあり、難しくも思われる点です。

さて、内臓は関連し合いながらカラダのバランスを保ち、健康を維持しています。
たとえば、
腸（脾）で吸収された栄養分は
肝臓（肝）でエネルギーに変えられ、
肺（肺）による呼吸で取り込まれた酸素とともに、
心臓（心）の働きで血液にのって全身に運ばれます。
消費された老廃物は肝臓で分別されて、
再利用できるものは血液となり、
不要なものは腎臓（腎）でろ過されて排出されます。

こういった内臓の一連の働きと、深く関わっているのが「経絡」です。経絡はカラダの内側（内臓）だけでなく、カラダの外側（表皮）とも関係しているため、体内のトラブルがツボとなって肌にあらわれます。

たとえば、捻挫などで左足首の外側に不調がある場合、その影響でその足首を通る経絡の流れが滞り、経絡の体表面である肌に血行不良となってツボがあらわれます。（下図参照）
このツボに鍼や灸をすると肌の血行不良が改善して経絡の滞りが解消され、その結果、足首の不調も解消されていくのです。
主に１４の経絡があり、それぞれ肌と内臓がつながっています！