腸活について：2024年2月28日｜エードットエス青山(a.s)のブログ

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投稿日：2024-02-28 18:24:33.0

腸活について: 【腸内細菌】
私たちのおなかには数百種類、重さにするとおよそ１kgもの腸内細菌がすみついています。
善い菌もいれば、悪さをする菌もいて、そのバランスが崩れると腸内環境が悪化し、全身に影響が及びます。腸内細菌の構成は人それぞれ異なり、食生活などと関連します。
人の腸内細菌の種類は数百種にのぼります。
そのほとんどは大腸にすんでいて、その数は40兆個以上と人の細胞の数とほぼ同じで、重さにすると１kg程度になります。
腸内環境の影響は腸だけでなく、我々の生命活動に必要な代謝や免疫へと全身に影響を及ぼしていると考えられています。
近年は「脳腸相関」といって、腸内環境が脳の働きと、深く関係することもわかってきました。
そして認知機能や精神状態との関係も明らかになっています。
腸で最も大切なのは「バランス」です。
サッカーでも野球でも、すばらしい選手がいることは大切ですが、ひとりだけでは試合に勝てません。
攻める人も守る人もいて、それぞれ役割を担っています。腸内細菌も同じです。
一部の選手が体調を崩しても、控えの選手がいればバックアップができるように、ある菌がいなくなっても、
代わりに働く菌がいることも大切です。
そうすれば全体として、常にほぼ同じパフォーマンスを出すことができるはずです。
腸内細菌は互いに影響し合いながら働く「ワンチーム」です。
バランスを整え、総合力を上げることが非常に大事です。
やはり、いろいろな食材を召し上がっていただくのが一番大事だと思います。
細菌たちはそれぞれエサにするものが異なります。
極端な話、肉ばかり食べていたら、肉に対応する菌以外の菌が減少し、多様性が低下します。
いろいろな菌にエサを与えられるよう、いろいろなものを召し上がっていただくのがよろしいと思います。
そして、それを継続していただくことが重要です。
１日30品目という言葉があります。
あれは栄養学的な問題だけでなく、腸内細菌的にも理にかなっているということですね。

はい。食事の中でも特に「オリゴ糖」や「水溶性食物繊維」が含まれる野菜や果物は腸内細菌のエサに最適です。
国の指針でも野菜は１日あたり350グラム、果物も200グラムの摂取が推奨されています。
睡眠不足や強いストレスは、腸内細菌の多様性を低下させるようです。
そのほか、薬の服用や加齢、遺伝的に受け継いだ体質も変化の要因になります。