投球をした際の肩関節の痛みについて解説！！：2024年4月4日｜たけだ整骨院北大前のブログ

たけだ整骨院　札幌北区北大前

タケダセイコツイン　サッポロキタクホクダイマエ

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

リラク
整体・カイロ
エステ
接骨・整骨
鍼灸

北海道札幌市北区北１５条西４丁目1-14
地下鉄南北線「北12条駅・北18条駅」徒歩約5分中央バス「北15条西1丁目」徒歩6分

たけだ整骨院北大前のブログ

おすすめメニュー

投稿日：2024-04-04 13:24:52.0

投球をした際の肩関節の痛みについて解説！！: お久しぶりです！！

本日は野球をした際の方の痛みについて書かせていただきます。

野球をした際に肩を痛くなる疾患のことを投球肩障害と言います。
そしてまた、手術を検討しないことがほとんどです。

野球をした際に肩が痛くなる原因は・・・・
１．筋肉の疲労が原因
２．関節唇損傷が原因
３．関節唇と腱板関節面が投球時接触が原因
４．肩峰下インピンジメントが原因
が主な原因です。

【解説】
１．筋肉の疲労が原因
肩のインナーマッスルとアウターマッスルのアンバランスが原因となっていることが多いです。
例えばインナーマッスルが弱くアウターマッスルが強い場合・・・
インナーマッスルは肩を安定させるのが目的です。アウターマッスルが優位に強いと肩関節を不安定な状態で投球をしてしまいます。
そのため、筋肉の繊維に微細な損傷を起こしてしてしまっていることがあります。

２．関節唇損傷が原因
肩甲骨と上腕骨をつなぐ関節（肩関節）に関節唇と呼ばれる組織があります。
投球を繰り返すことで上腕骨と臼蓋が衝突を繰り返し、関節唇上縁がはがれてしまうことがあります。
そのような疾患を関節唇損傷（SLAP損傷）と呼びます。

３．関節唇と腱板関節面が投球時接触が原因
投球動作にはレイトコッキング期と呼ばれて肩関節最大外旋になる瞬間があります。
その際に腱板関節面と関節唇後上方部で挟み込まれ疼痛を起こしてしまいます。
internal impingement（インターナルインピンジメント）と呼びます。

４．肩峰下インピンジメントが原因
肩峰下インピンジメントとは、投球動作時に肩甲骨の肩峰と呼ばれる骨と上腕骨大結節と呼ばれる骨が衝突し、その間にある組織（滑液包、腱板）に炎症を起こしてしまう疾患です。
全身性の関節が緩くなる関節弛緩やルーズショルダーーがあり、回旋腱板筋の筋力が低下している際に痛めやすくなる疾患です。

【対応】
肩関節の周囲筋群のトレーニング、インナーマッスルのトレーニング、下半身の筋力強化、柔軟性の獲得
肩関節だけではない、全身をみて判断をしていかないといけないと考えております。

お身体で、お困りのことがございましたら、いつでもたけだ整骨院へいらして下さい！！

引用文献）原正文：投球障害肩のリハビリテーション治療