眼精疲労（1）：2023年3月18日｜池下ボディケアのブログ

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投稿日：2023-03-18 17:32:17.0

眼精疲労（1）: 現代人に多い眼精疲労。
「自分もそうかな？」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

目は自動的にピントを合わせる機能があります。目の中に毛様体筋（もうようたいきん）という筋肉があり、それが縮んだり緩んだりして水晶体の厚みを変えてピントを合わせています。

眼精疲労はただの疲れ目ではありません。
目だけでなく全身に疲れを感じている状態を指します。
眼精疲労の原因は1つではなく様々な要因が関連しています。

【1】スマートフォンやパソコン作業

スマートフォンやパソコンなどの画面や小さな文字を見る時は、水晶体を厚くし続けているので毛様体筋はずっと緊張している状態になります。
また、小さな文字を見るため画面を覗き込んでいると姿勢も悪くなり首や肩のこりの原因となります。
ブルーライトも角膜へのダメージとなり目の痛みや乾きにつながります
【2】合わないメガネやコンタクトの使用
近視、遠視、乱視や老眼などが理由でメガネやコンタクトを使用している人は多いと思います。
今の目に合った度数のものを使用しないと、毛様体筋がさらに緊張し視力低下につながります。

【3】ドライアイ
加齢やパソコン作業、コンタクトの使用が原因で目の表面の涙液の安定性が低下し、目が乾燥した状態を指します。
糖尿病や高血圧、精神的ストレスでもドライアイを引き起こします。この状態は目の表面が傷つきやすいため要注意です。
今や国民の2,000万人～3,000万人がドライアイと言われています。

40代以降は毛様体筋の衰えによりピント合わせができにくくなってきます。
老眼の症状があるのにメガネをかけない、度が合わないメガネの使用などで眼精疲労は悪化します。
無意識に目を凝らしたり目を近づけたりする事で首・肩のこりや頭痛につながってしまいます。

次回は眼精疲労の解消法をお伝えします。

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