冷え性(2)：2023年12月20日｜池下ボディケアのブログ

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投稿日：2023-12-20 17:30:40.0

冷え性(2): 前回に続き冷え性について説明します。
◆内臓冷えタイプ

〈原因〉
・内臓冷えタイプの主な原因は自律神経の乱れです。
日々のストレスの蓄積などで自律神経のバランスが崩れることで胃腸の働きが弱まり、結果として内臓冷えが起こります。
末端冷えタイプとは逆で、副交感神経が優位なため手足は温かく体の中は冷え切っているという状態です。

・冷たい飲み物などの冷える生活習慣
内臓冷えタイプは体の表面は温かいため、体では冷えを感じにくく、冷たい飲み物を摂取しすぎたりエアコンが効きすぎた部屋で過ごしたりなど、知らず知らずのうちに体を冷やしていることも。

〈対策〉
・自律神経のバランスを整える
日光を浴びたり、散歩や軽いストレッチなどでリラックスすることを日常生活に取り入れていきましょう。
自律神経が整い、内臓への血流がスムーズになります。

・お腹を温めて胃腸をいたわる内臓が冷えていると、胃腸の不調という症状が出てきます。
体を温める飲み物・食べ物を摂取したり、カイロや腹巻などでお腹の熱を逃がさないようにしましょう。

◆全身冷えタイプ

〈原因〉
・基礎代謝の低下
加齢による代謝機能・筋肉量の低下や長年の強いストレスによる自律神経の乱れや慢性的な疲労など、様々な理由で体内で熱を十分に作れなくなっています。
このタイプは複合的な理由が原因になっていることが多いため生活習慣全般を見直す必要があります。

・長年の冷えの蓄積
複合的な理由で起こる全身冷えタイプは、部分ごとの冷えを蓄積した結果として現れることも多いです。
さらに加齢とともに体の筋肉量が減り、全身冷えを招く原因となります。

〈対策〉
・基礎代謝を上げるために、運動を習慣づけて筋肉量を減らさないようにすることが大切です。
エスカレーターではなくなるべく階段を使うなど、無理しない範囲でできることからはじめていきましょう。
また、筋肉の生成に重要なタンパク質を食事で摂取することも大切です。

いかがでしたでしょうか。
タイプによって原因はさまざまですが、体の中心を温めることが大切です。
体は生命維持のために体の中心の体温を保とうとするため、内臓が集中しているお腹周りが冷えると体の他の部分に熱が行き届かなくなります。
カイロや腹巻などのグッズを活用して、お腹周りを温めてあげましょう。

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