尾張小牧ナンバー：2024年2月21日｜池下ボディケアのブログ

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投稿日：2024-02-21 17:28:29.0

尾張小牧ナンバー: 自動車ナンバープレートの尾張小牧ナンバー。
全国を見ても、他には伊勢志摩ナンバーと漢字四文字はとても珍しいです。
◆尾張小牧ナンバーは1979年に誕生

尾張小牧ナンバーの登録が始まったのは1979年。現在、都道府県において全国最多の8種類のナンバーが存在する愛知県の3番目のナンバーとして誕生しました。

◆尾張小牧ナンバーの管轄範囲は広い

尾張小牧ナンバーを付けるのは小牧市だけではありません。
小牧市、犬山市、江南市、瀬戸市、尾張旭市、稲沢市、岩倉市、北名古屋市、清須市、大口町、扶桑町、豊山町。
さらに、2006年までは一宮市、2014年までは春日井市も含まれていました。

◆尾張小牧ナンバーが誕生した理由

名古屋ナンバーが足りなくなった時に、小牧市に自動車検査登録事務所を設置するということになり、“小牧”ナンバーが誕生する流れになりました。
しかし、小牧市よりも人口規模の大きい一宮市と春日井市がこれに反対します。
「なぜ、規模で勝る自治体の自分たちが小牧の名に甘んじなければいけないのか」ということだったのでしょう。
中でも一宮市は猛反対で、名古屋を除けば我々が尾張の代表という自負があったそうです。
そこで“尾張”というナンバーにしようと提案してきました。

その当時、愛知県のナンバーは2種類。尾張地域が名古屋ナンバー、三河地域が三河ナンバーでした。
確かに、尾張ナンバーなら、三河ナンバーとのバランスも良いです。
しかし、小牧市は「それでは小牧市に自動車検査登録事務所を設置する意味がない」と尾張ナンバー案に反対。
互いに譲らない平行線を辿る中、当時の愛知県知事が仲裁に入り、双方の希望を両取りして”尾張小牧”ナンバーとしたのです。
つまり尾張小牧というのは「尾張地域の小牧市」という意味にしたかったわけではなく、小牧ナンバーに反対した他の自治体に考慮した結果の「尾張小牧」なのです。

2006年にご当地ナンバー制度が始まると、一宮市は早々に一宮ナンバーを申請し、尾張小牧ナンバーから離脱。
2014年には春日井市もご当地ナンバーの春日井ナンバーを開始し、尾張小牧ナンバーから離脱しました。

一宮と春日井がご当地ナンバーになって独立した今、「もう小牧ナンバーにすればいい」という声もありますが、インパクト的には尾張小牧のままでいいのではないでしょうか。

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