東洋医学のおはなし「動物のツボ」：2024年1月26日｜ブルハ(Bruja)のブログ

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投稿日：2024-01-26 18:47:13.0

東洋医学のおはなし「動物のツボ」: 実は私、生まれてこのかた動物を飼ったことがないのですが、皆さんの中にはペットとともに暮らされている方も相当数居られると思います。

では、ペットにもツボがあるの？

なんて思ったことありませんか？・・・こんな事考えるの私だけですよね。普通思いませんよね、失礼しました。

答えは・・・「あります！」です。

中国の医学書「黄帝内経」の編纂された時代、既に馬の治療に鍼灸を使うことが一般的だったようで、「何の効果もなくむだなことである」という意味の「死に馬に鍼」ということわざもあるくらいです。
また韓流ドラマ「馬医」という史実を元にした作品では、馬に鍼をうつ名人である主人公が最終的に王様の主治医にまで登りつめるそうです。私はまだ見たことないのですが、鍼灸の学生時代にクラスメートのおじさん（私もその時立派なおじさんです）から「経穴の勉強になるよ！」と熱心に勧められた思い出があります。
　話を戻しますと、現代でも競走馬の治療に鍼を打ったり、打った鍼に低周波を流して走れるようにしたりとしているようです。その場合の必要な資格は獣医師と鍼師になるのでしょうね。
　では、身近な動物。犬や猫ではどうでしょうか。やはりどんな動物でも生き物である以上、経絡のラインがあり、経穴は存在するようです。
ただ、我々とは骨格などが違うのでツボの場所や数は細かく違うようです。
リラックスのツボである私たちの頭のてっぺんにある「百会」は犬ではお尻のあたり、骨盤の一番広い部分と背骨の交わるところにあるらしいので、気が休まらないようでしたらそのあたりを優しく撫でてあげるといいかもしれません。
そして健脚、胃腸の調整に使う「足三里」は前足に「前三里」後ろ足に「後三里」としてそれぞれあるようです。
可愛がっているペット、撫でられるのが好きな場所とかそれぞれあるんではないでしょうか？
そこはひょっとしたらその子の「ツボ」かもしれませんね。

なおぶるはではペットの脱毛、マッサージはいたしておりませんのであしからずご了承ください。