バレエ・リュス：2024年1月22日｜マパルレアロマセラピー(Ma Parle Aromatherapy)のブログ

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投稿日：2024-01-22 00:00:02.0

バレエ・リュス: 京都にある京都芸術大学　春秋座で行われた神戸大学准教授　関典子さんのプロジェクト「バレエ・リュス」の研究発表「蘇るバレエ・リュス」を鑑賞してきました。

たまたま友人が、以前から私が、サロンでバレエ・リュスを目指したいという話をしていたことで、こういうのをやってるよと、今回の公演をみつけてくれたことで知った公演です。
バレエ・リュスってご存じですか？
１９０９年～パリですごい注目されたロシアのバレエ団です。
活動は２０年ほどの短い期間。
それでも、それまでの伝統的なバレエとはかけ離れた実験的、革新的な演目を次々に発表し、衣装・舞台美術・音楽・もちろんダンサーが驚くほどの一流ぞろい。

バレエは総合芸術だ！ということを表したバレエ団です。
ディアギレフ率いるロシアのバレエ団は、それまでの普通の興行を辞めて、ロシアではなくパリでの興行をするためにディアギレフの愛人のニジンスキーとともに、彼らを支持する仲間と一緒にフランスに向かいます。

ニジンスキーの跳躍力に加え、音楽はストラヴィンスキー、ドビュッシーなどが参加し、舞台美術や衣装政策は、ココ・シャネル、マリーローランサン、イブサンローラン、ピカソ、マティスなど、超一流と言われる顔ぶれが参加したスゴイ舞台です。

私がバレエ・リュスを知ったのはもともとは漫画がきっかけです。
山岸涼子先生の「牧神の午後」　
娘がバレエを幼稚園から習っていたので、バレエ漫画で私が山岸先生の「テレプシコーラ」を読んでいたことで山岸先生の作品を全部読んでみたいと思い、手に取ったのが「牧神の午後」。
ディアギレフとニジンスキーの悲恋とバレエリュスのすごさを知りました。

私は、美しいものが好きです。でも美しさには影があります。その部分が好きです。
それも併せて人間を表現することが、美しさを作ることだと思います。
それがサロンと関係ある？となるかもですが、それくらい本気でやりたいということです。

パッケージとしてのものづくり以上の内容の厚み、それを合わせて私は総合芸術としてのサロンづくりを目指していきたいと思っています。
それはお客様があって成り立つものです。

まだまだ始まったばかりで今後、何年もかけてお客様と一緒にどんなサロンに育っていけるのか楽しみにしています。
どうぞマ・パルレにお力を貸していただけたら幸いです。