「デジタル時代の目の筋肉トラブル」：2023年5月10日｜ノア鍼灸整骨院(NOA鍼灸整骨院)のブログ

NOA鍼灸整骨院

ノアシンキュウセイコツイン

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

整体・カイロ
リラク
鍼灸
接骨・整骨

東京都杉並区高円寺南３丁目２１－２０ボニエール高円寺１Ｆ
新高円寺駅より徒歩3分　高円寺駅より約5分【痛みや不調はNOA鍼灸整骨院にお任せ！】

ノア鍼灸整骨院(NOA鍼灸整骨院)のブログ

サロンのNEWS

投稿日：2023-05-10 02:14:02.0

「デジタル時代の目の筋肉トラブル」: 眼精疲労は、現代のデジタル化された生活様式によって一般的になっている問題です。
今回は、目の筋肉の働きから見る眼精疲労の発症メカニズムについて説明します。

目の筋肉には外眼筋と内眼筋があります。

外眼筋は、眼球を動かすために使用される筋肉群です。目を上下左右に動かして視線を制御し、遠くの対象に注視したり、近くの対象に焦点を合わせたりする役割を果たします。

一方、内眼筋は、目の焦点を調節するために使用される筋肉です。主に毛様体筋と瞳孔括約筋が含まれ、毛様体筋は、眼のレンズの厚みを変形して焦点を合わせる働き、瞳孔括約筋は、瞳孔の大きさを制御して光の量を調節します。

長時間のディスプレイ使用や近くの対象に集中することで、これらの筋肉は過度に緊張し、疲労が蓄積され、目の筋肉の血流の低下や酸素供給の減少につながります。さらに、長時間の視線の固定や瞳孔の過度な収縮など、目の使用に伴う負担もあります。

典型的な症状には、目の疲れやかすみ、ドライアイ、頭痛、首や肩のこり、集中力の低下などがあります。

眼精疲労の発症メカニズムはいくつかの要因によって説明されます。

第一に、長時間の集中的な視線の固定は、目の筋肉に負担をかけます。これにより、筋肉が緊張し、血流が低下し、酸素供給が減少します。筋肉の疲労が蓄積すると、眼精疲労の症状が現れます。

第二に、ブルーライトの放射線が目の網膜にダメージを与え、眼精疲労の症状を悪化させることがあります。さらに、ブルーライトはメラトニンの分泌を抑制し、睡眠の質を低下させる可能性もあります。

第三に、まばたきの回数の減少も要因です。
通常、人は1分間に約15～20回まばたきしますが、デジタルデバイスを使用している間はこの回数が減少します。まばたきは、目の表面を保護し、涙液を均一に分布させる役割を果たしています。しかし、まばたきの回数が減ると、目が乾燥し、不快感やかすみを引き起こす可能性があります。

最後に、姿勢の問題も関連しています。
長時間のディスプレイ使用で、多くの人が前屈姿勢をとる傾向があります。この姿勢は首や肩の筋肉に負担をかけ、血液の循環を妨げる可能性があり、目の疲労感や頭痛などの症状が悪化することがあります。

以上が、筋肉から見た眼精疲労の要点でした。

次回は、眼精疲労の予防や対策についてお伝えしたいと思います。