胸郭出口症候群の鍼灸治療◆斜角筋・肋骨と鎖骨の間へ：2023年10月20日｜ポプリ鍼灸院のブログ

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投稿日：2023-10-20 22:17:22.0

胸郭出口症候群の鍼灸治療◆斜角筋・肋骨と鎖骨の間へ: こんばんは、ポプリです。
今日は、夏に戻ったかのように暑さを感じやすい一日でしたね。

今日は、最高気温が27℃・最低気温が16℃程で、
10月後半にして都心は、夏日を記録しています。

11℃の寒暖差は、お身体へのご負担が大きいです。
明日は無理せずお休み下さい☆

昨日の、頸椎ヘルニア～胸郭出口症候群の治療の続きをお書き致します。
専門用語も多く、鍼灸治療をまだ未経験の方がご覧になられていると、
読みずらかったり分かりずらかったりするかも知れませんが、ご容赦下さい。

こういう感じで、必死に症状の鑑別・どこに本当の問題があるのかを診て
治療をしているんだな(^o^)
という雰囲気が伝わってくれるだけでも、私は嬉しく思います。

うつ伏せでの腕のだるさ・しんどさが、頸椎付近と腕の各神経への刺鍼でも
改善が見られなかったため、座位へ移り、狙いを定めて胸郭出口症候群の
治療に入った所からになります。

その前に、胸郭出口症候群のご説明をしたいと思います。
症状は、手がしびれたり、腕に力が入りにくくなる神経障害のご病気です。

胸郭出口とは、首と胸の間にある通り道になります。
脳から伸びていく神経が、頸椎から肋骨と鎖骨の間を抜け、脇の下を通って
腕へと流れていきます。

首から脇の下に抜ける時に神経が圧迫されてしまい、症状が出てしまうのが
胸郭出口症候群です。

首の横の筋肉の斜角筋(しゃかくきん)、肋骨と鎖骨の間、脇の下も圧迫される
ケースがあり、注意が必要です。

狙いの通り、斜角筋の間には圧迫が見られ、肋骨と鎖骨の間をトンネルをくぐらせる
ようにして打ったツボや筋肉には、指先までひびいてだるさの感覚が少し抜ける感じ
が見られ、症状の改善に向けて少しですが進展が見られました。

次回は、次週にその患者さんをまた診ます。
お仕事を完全休養して治りはしますが、大切なのは続けながらご症状が
改善していくことです。ゴールに向かって、患者さんと頑張ります！(^o^)丿

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いっぱい笑顔と元気をお届け出来ると嬉しいです(*^O^*)