パニック障害と眼球運動～自律神経から紐解きます～：2025年4月30日｜海と森整骨院のブログ

海と森整骨院

ウミトモリセイコツイン

整体・カイロ
接骨・整骨
リラク

スマート支払いOK

スマート支払いの詳細を見る

宮城県多賀城市八幡３－１６－３４　パナハウス１０２
多賀城駅徒歩７分　中野栄駅徒歩30分　下馬駅徒歩29分　/整体・腰痛・肩こり

海と森整骨院のブログ

プライベート

投稿日：2025-04-30 13:05:35.0

パニック障害と眼球運動～自律神経から紐解きます～: 「突然、心臓がバクバクして息苦しくなる」「このまま倒れるのではと不安になる」――
そんな発作的な症状に悩まされるパニック障害。実は、このつらい状態と“眼球の動き”には深い関係があることをご存じですか？

◎ パニック障害の根本には「自律神経の乱れ」
パニック障害は、脳が危険を過剰に察知し、交感神経が一気に働くことで発症します。呼吸が浅くなり、心拍が上がり、体は“戦うか逃げるか”のモードに入ります。

通常は副交感神経が働いてバランスを取るのですが、慢性的なストレスや身体の緊張があると、その切り替えがうまくできなくなり、発作的な症状が繰り返されてしまうのです。

◎ 眼球運動が自律神経を整える？
最近注目されているのが「眼球運動」と自律神経の関係です。
左右に眼球をゆっくり動かすと、脳幹（自律神経を司る部分）への刺激となり、副交感神経が優位になるという研究報告もあります。

特に、過去のトラウマや強いストレスを整理する“EMDR療法（眼球運動による脱感作）”でも眼球運動が用いられ、自律神経の安定に効果があるとされています。

◎ パニック障害の方の多くが「体の緊張」に気づいていない
実際にパニック症状がある方の多くは、無意識のうちに首や肩、背中、みぞおち周りが常に緊張状態にあります。
こうした身体のこわばりが、脳に「危険信号」を送り続け、自律神経が休まらない悪循環に。

◎ 整体で「身体から神経をゆるめる」選択を
自律神経の乱れによる不調は、薬だけでなく身体へのアプローチが重要です。リラクゼーションや鍼灸・整体などで整えてもらうのも一つの手です。

整体では、首・背骨・骨盤の歪みを整え、緊張しやすい部分をゆるめていくことで、副交感神経が働きやすい状態へと導きます。さらに、呼吸が深くなり、安心感を感じやすくなる方も多くいらっしゃいます。

「心の問題だから」とあきらめず、まずは体の声に耳を傾けてみてください。整体で、自律神経を根本から整えるお手伝いができるかもしれません。