春の養生：2024年3月1日｜さいたま鍼灸接骨院イオン大宮院のブログ

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ビューティー

投稿日：2024-03-01 18:27:22.0

春の養生: 東洋医学的に、春は“ 肝 ”の機能が活性化されていきます。

肝は、冬の間に身体に溜め込んでしまった老廃物や脂肪などを解毒する作用や
血液を貯蔵し、全身の血液量を調整する作用、
また、体内の気の巡らせ全身の組織や臓器の働きをよくする働きがあります。

簡単に言うと、肝＝元気の源になります！

あたたかくなると冬の間に蓄積した不要なものが排出され、
身体を活動モードにさせエネルギーの消費が大きくなっていきます。

このときあたたかい春の陽気が手伝って、
体内の気血は上部に停滞しやすく、こもりやすくなります。

このとき、元気の源が足りない方は
本来、肝に貯蔵されている血液が不足してしまい
その例として、頭痛、肩こり、鼻づまり、めまい、ふらつき、目のかすみ、眼精疲労
花粉症による症状の悪化で目の充血、かゆみ、のどの炎症などのトラブル

また気を巡らせる機能が亢進しすぎると
怒りっぽい、イライラ、動悸、焦燥感、吐き気、のぼせ
機能が落ちると抑うつ状態になってしまったりと、精神状態にも大きくかかわります。

ほかにも、解毒作用がうまくいかなくなることで
全身の重だるさや疲労感も引き起こします。

つまり、肝のはたらきは自律神経に大きくかかわるのです。
そして春は環境が変わったり不安定な気温でストレスも感じやすいです。

ですので、不調を感じる前に
肝の機能を充実させていくためのお食事を摂れると良いです！

柑橘系は気の流れを良くします！
紅茶をレモンティーに、揚げ物にレモンをかける、サラダにグレープフルーツを散らすなどもいいですね。
香りの良い葉物は肝の代謝を良くします。
例えば菜の花、ヨモギ、アスパラガス、ふきのとうなどもおすすめです♪

また解毒だけでなく消化も助けてくれる、貝類、ニラ、葱、生姜、胡麻、椎茸、牛肉
トウモロコシ、人参、長芋、ジャガイモ、カボチャ、豆、椎茸、栗などもおすすめです。

そしてめぐりを整えるため、生活習慣も大切です。

決まった時間に起きる、夜更かしをしない。
適度な運動は気の巡りを良くします。

意識して過ごしてみてください！
当院の鍼灸治療は気の流れを整える作用がございます。
ご不調に対する施術もさせて頂きますので、気になった方はお気軽にご相談ください。