筋肉痛と怪我の違い：2024年6月5日｜小林整骨院鍼灸院姫街道のブログ

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投稿日：2024-06-05 07:30:06.0

筋肉痛と怪我の違い: こんにちは。
静岡県浜松市にある、小林接骨院鍼灸院姫街道の原田です。

本日は、筋肉痛と怪我の違いについて

筋肉痛と怪我のメカニズム
筋肉痛は、運動後に起こる筋肉の軽度の損傷による痛みです。

微小な筋線維の断裂: 運動中に普段使わない筋肉や、強い負荷をかけられた筋肉の筋線維が微小に断裂します。
炎症物質の産生: 断裂した筋線維周辺で炎症物質が産生され、これが痛みの原因となります。
遅延性発現性筋肉痛 :運動後24～72時間後にピークを迎える筋肉痛で、筋線維の修復過程で発生する炎症が原因と考えられています。
怪我の場合は以下のようなことが主な症状
肉離れ
筋肉の一部が断裂または裂ける状態。強い痛みや腫れ、可動域制限などが現れます。
捻挫
関節の靭帯が損傷を受ける状態。痛み、腫れ、内出血、不安定感などが現れます。
打撲
筋肉や皮下組織が損傷を受ける状態。痛み、腫れ、内出血などが現れます。
骨折
骨が折れる状態。強い痛み、腫れ、変形、機能障害などが現れます。

筋肉痛と怪我の見分け方
筋肉痛と怪我は、症状が似ている場合もあり、判断が難しいことがあります。以下のポイントを参考に、見分けてみましょう。

発症時期
筋肉痛: 運動後24～72時間後にピークを迎えることが多い。
怪我: 運動中または直後に痛みが出る。

痛み
筋肉痛: 軽い痛みやだるさ。押すと痛みが増すこともある。
怪我: 激しい痛み。患部を動かすと痛みが増すことが多い。

腫れ
筋肉痛: 軽度な腫れがある場合もあるが、目立つ腫れはない。
怪我: 患部が腫れる。

内出血
筋肉痛: 軽度な内出血がある場合もあるが、目立つ内出血はない。
怪我: 患部に出血や内出血が見られる。

可動域
筋肉痛: 可動域に制限はない。
怪我: 可動域が制限される。

筋肉痛と怪我の対処法
筋肉痛の場合、以下の対処法が有効です。

安静: 痛みがある部分は無理に動かさない。
冷却: 患部を冷やすことで炎症を抑える。
ストレッチ: 軽いストレッチを行うことで血行を促進し、回復を早める。
マッサージ: 軽いマッサージを行うことで筋肉の緊張をほぐす。

怪我の場合、以下の対処法が有効です。
安静、冷却、圧迫、挙上、固定

筋肉痛と怪我は、同じ痛みでも原因と対処法が大きく異なります。