テニス肘について：2024年6月6日｜小林整骨院鍼灸院姫街道のブログ

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投稿日：2024-06-06 07:00:09.0

テニス肘について: こんにちは。
静岡県浜松市にある、小林接骨院鍼灸院姫街道の原田です。

本日は、テニス肘について

テニス肘は、正式名称を上腕骨外側上顆炎といい、テニス選手だけでなく、日常生活でも手首や指を酷使する方によく見られる症状です。前腕の外側にある筋肉や腱が炎症を起こし、肘の痛みや握力低下などの症状が現れます。

テニス肘の原因は、主に以下の2つが考えられます。

使い過ぎ: テニス、ゴルフ、野球などのスポーツや、パソコン作業、力仕事など、同じ動きを繰り返し行うことで、前腕の筋肉や腱に負担がかかり、炎症が起こります。
筋力バランスの悪化: 前腕の筋肉や腱の柔軟性が低下していたり、反対側の筋肉が弱っていたりすると、前腕の筋肉や腱に負担がかかりやすくなり、テニス肘になりやすくなります。
テニス肘の治療法としては、以下のようなものがあります。

安静: 痛みの原因となっている動作を避け、安静にすることが大切です。
アイシング: 炎症を抑えるために、患部にアイシングを行います。
テーピング: 患部を固定し、負担を軽減するためにテーピングを行います。
薬物療法: 痛みや炎症を抑えるために、消炎鎮痛剤や湿布などを用います。
理学療法: ストレッチやマッサージ、超音波治療などを行い、筋肉や腱の柔軟性を高め、血流を改善します。
鍼灸治療: 鍼や灸を用いて、ツボを刺激し、痛みや炎症を抑え、血流を改善します。
テニス肘は、適切な治療を受ければ、ほとんどの場合改善することができます。しかし、再発しやすい症状でもあるため、根本的な原因を取り除くことが重要です。

鍼灸治療は、テニス肘の根本的な原因である、筋肉や腱の緊張や血流不良を改善する効果があります。また、痛みや炎症を抑える効果もあり、再発防止にも役立ちます。

具体的なツボとしては、以下のものがあります。

曲池（きょくち）: 前腕の内側にあるツボで、肘の痛みや炎症に効果があります。
手三里（てさんり）: 前腕の外側にあるツボで、筋肉の緊張を緩和し、血流を改善する効果があります。
合谷（ごうこく）: 手の親指と人差し指の合間にあるツボで、頭痛や肩こりにも効果があります。
鍼灸治療は、基本的に1回15～30分程度で、週に1～2回のペースで行います。症状が改善してきたら、徐々に回数を減らしていきます。